お元気でしたか? 急に寒くなったので風邪をひいたりしていませんか? 私は10月後半に、寒気と倦怠感に身体を乗っ取られたような気がして 「あ~、ついに風邪の時代を我が身で引き受ける季節の到来かぁ…」と、ヘンなジョークで独り言(ひとりごつ=つぶやき)していました。
しかし、この風邪らしき状況、パートナーに言わせると単なる怠け心なのだそうです。(なかなか、厳しいわネ(T_T)
でも、食欲が落ちるわけじゃなし、好きなコミックなんか真剣になって読んでいたので、確かに言うとおりかもね。

さて、11月といえば「七五三のおまいり」、11月15日ごろですが、私が暮らしている町内でも毎年、お祝いがあります。
ある時、いきなり「どうして、七五三なんですか? 二五八じゃダメなんですか?」「何故、三つ子の魂百までなんですか?」と聞かれ、まだまだ知識が浅く東洋思想のことなどほとんど分からない時代に飛び込んできた質問だったので、本当に困ってしまいました。
その場しのぎではいけないので、その後専門家の書物で学んだり、自分なりに様々な勉強しました。
まずは幼少時代に培われた性格は100歳まで生きたとしても変わらないという「三つ子の魂百までも」の方は、
・天地人の「気」が三歳までの間に一年ごとに心身にそなわる。まずは万物のスタートである 点としての一(一歳)は“天”からの「気」を。
・点と点を繋いできる線である二(二歳)では“地”からの気。
・最後に三点を結び合わせてできる面としての三(三歳)で“人”としての気がそなわり、ここで人格形成ができあがる。
三歳までに形成された性質の基本は、生涯心身を離れることがないという、中国古典思想が原点でした。
これは、古代中国では、人は天と地の間に人が存在するというスケールで考えているため、最初に天があり、次に地があり、最後に人間が誕生するというストーリーがあり、この世に生を受けてからの三年間で決まるというもの。

もうひとつ「七五三」のほうは、子供の成長を祝う儀式として定着をしたのが、江戸時代徳川5代将軍説が一番有力です。
起源は平安時代の宮中行事でしたが、江戸になり武家風習と一体化したようです。
庶民への影響を考えた徳川家はなかなか粋ですね。

では、三歳・五歳・七歳は何故?
・「三」は三歳を迎えた女の子のお祝い行事で、先に書いた天地人の三つの気が心身に入るスタートの三。
・「五」は五歳になると同時に五惑星の宇宙の気」が全て体内に入り五行が完成。
・最後の「七」は五行に輝く天体に、太陽と月が加わりこれで、誕生した生命の旅がここで宇宙と完全に調和するという結びの「7」なのです。
また、奇数は陽の数で縁起が良いとされているので、偶数ではなく七五三というわけ。

東洋思想やら天体が出てきて話が難しくなりましたが、昔は、栄養も医療もその他のことも含めて、衛生面が充実していなかったので、誕生間もなく命を落としてしまう子が多かったのです。
だからこそ、一定の年齢まで無事に育つことが、とてもありがたいことだったのです。
この三つの数字は単なる数ではなく子供の発達における成長の節目だったのでしょう。
言葉を覚え、個性が出てくる三歳、ものごとを理解する知性の芽生えと個性の誕生・自我と責任感の芽生えは七歳くらいから。
20代に幼稚園教諭を経験した私は、現場で三年保育の三歳児から年長5歳児を目の前でみてきましたから、本当にそのとおり!とビックリです。

もう、子供じゃないから私には関係ない…といわずに“いのちと宇宙の調和を祝う陰陽五行的な通過儀式”に出かけてみませんか?
成長をした自分の姿を神様にみて頂くのもきっと、意味あることだと思います。
わたしもそっと神社に出かけ、風に溶ける鈴の音と子供たちの笑い声が空に昇っていく…その音…いえいえ、単なる音ではありませんね。
宇宙がもっとも喜ぶ調べを聞きながら、「生きる」とう奇跡に感謝を捧げたいと思っています。

最後に大好きな詩をふたつ贈ります。(金子みすゞの詩集より)

「星とたんぽぽ」
青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように
夜がくるまでしずんでる
昼のお星は目にみえぬ。

見えぬけれどもあるんだよ
見えぬものでもあるんだよ

 「私と小鳥と鈴と」
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴る鈴はわたしのように、
たくさん歌は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

11月は内観の季節です、自分らしさを見つめなおしましょう。

エミール

★11月星のトピックス
11/4(火)
火星が射手座にチェックイン。双子座の天王星とオポジション(180度)を形成。的改革の暗示もあるものの、水瓶座を移動中の冥王星が吉角を形成して、救いの手を差し伸べてくるので、今まで対処療法でのりきっていたことを根本から変えようとする動きが。
11/8(土)
天王星が一時的に牡牛座へと戻ります。2026年4/26までは、牡牛座内でのやり残し作業に再び取り組む、天王星。このところ、興奮状態で推進してきた改革、解放、自由への憧れを、現実に沿ったやり方かどうか?見直しに入る時
11/10(月)
射手座内で水星が逆行開始。11/19には蠍座まで戻り、11/30に順行。情報の混乱に巻き込まれないように、事実確認をシッカリと。


家の近くの散歩道ではタイワンホトトギスの花が満開でした。