手軽にアロマを楽しむことができるアロマキャンドル。
火を灯せば、アロマの香りが広がり癒し効果もバッチリ☆
最近では、雑貨屋さんや洋服屋さんにも、かわいいアロマキャンドルがいっぱい出ています。
でも、買うとけっこう高くないですか?
そこで今回は、ハンドメイドでアロマキャンドルを作ってみたいと思います。
簡単にできて見た目もオシャレな「虹色キャンドル」なるものを、魔女コスメ第一弾&第二弾でおなじみの登石麻恭子さんに教えていただきました。

★材料★

・キャンドル(1本あたり、写真の白いロウを6個程度使用)
・凧糸
・紙コップ
・割り箸・竹串
・クレヨン
・精油数滴
作り方
★キャンドルの芯を作る★
まず鍋にお湯を沸かし、湯煎の用意しましょう。次に耐熱容器にロウを入れ、弱火で湯煎にかけます。

溶かしたロウの中に凧糸を1分程度浸し、凧糸からプツプツと泡が出てきたら引き上げます。

新聞紙の上に、まっすぐになるように寝かせましょう。

★芯を紙コップにセットする★
紙コップ(もしくはプラスチック容器など)の底の中心に竹串で穴をあけます。

紙コップの底から芯を通し、

ひっくり返すとこんな状態。

割り箸で芯を挟み、芯が中央にくるようにします。

★ロウソク作りSTART★
ロウ2個分を溶かしていきます。

ロウが溶けたら、クレヨンを細かく刻んで加え、よく混ぜます。

精油を2~3滴入れます。

よく混ぜたら精油が揮発する前に、紙コップの中に移します。

※芯穴が大きいとロウが漏れてくるので注意! あらかじめコップの裏側をセロハンテープで止めるとロウ漏れを防げます。
ロウを溶かして着色する作業を繰り返せば、層を作ることができます。
次の層を作るときは、ロウがある程度固まってからが◎。
1層目↓

2層目↓

クレヨンの色を替えるときは、耐熱容器をティッシュで拭き取るか、中性洗剤で洗ってください。
しっかり固まるまで一日程度放置します。

ロウが熱いうちに冷蔵庫に入れると、急激に冷やされ写真のようにヒビが入ってしまうので注意!  慌てて上に1層足しました(汗)
紙コップを破いてキャンドルを取り出し、

ぺりぺり…

この瞬間が最高に楽しい!

下部と上部の芯を適当な長さに切ったら完成!

さらに層を重ねていくと、もっとキレイな虹色キャンドルが出来ますよ。

登石さん「キャンドルの灯のゆらぎには、人をリラックスさせる効果があると言われています。そこに好きな精油をプラスすれば、さらに癒し効果が高まりますよ。また、キャンドルの灯には消臭効果が含まれているので、お部屋の気になるニオイも取り去ることができます」
ー精油には様々な種類がありますが、なにかオススメはありますか?
登石さん「1本買うならラベンダーが鉄板です! ラベンダーにはストレス緩和、不眠解消、鎮痛作用、抗菌作用に虫除け作用などがあり、あらゆる場面で使える万能な精油なんですよ」
ーということで、この虹色キャンドルにはラベンダーを入れてみました。精油を多く入れると、火をつけなくてもいい香りに包まれる~♪ ベッドサイドに置いておくだけでも、快眠効果がありそうです!
登石さん「もし“不眠気味だけどラベンダーの香りはニガテ…”という人は、ホロスコープの月のサインに合わせて精油を使うとよく眠れますよ。逆に月のサインのオポジション(※反対側のこと)にあたる星座の精油を使うと、目が冴えてしまうこともあります」
ーつまり、月のサインがおひつじ座の人がてんびん座の精油〈ゼラニウム、マジョラム〉を使うと、眠れなくなるんですね。
星座と精油の対応表はこちら


登石さんのお話から、植物のエネルギーを凝縮した精油には、人の心と身体を癒す素晴らしい力がつまっているんだということに改めて気づきました。取材中に精油の香りをかいでいるだけで、本当に気分がよくなってきたんですよ。

これは生活にもっと取り入れていかなきゃ、かなりもったいない! 生活に使える精油の活用術、もっと知りたい!