魔術師マーリンが作らせた!? まだまだ謎の多い巨石遺跡

皆さんもご存知の通り、夏至とは一年でもっとも日照時間が長い日。つまり、太陽がもっとも長く出ている日というわけです。
古代より太陽は生命の象徴であり、農作物の出来を左右する最重要な天体でした。
ですから豊穣を願う古代人が太陽を神格化し、崇拝したのもうなずけます。

たとえば、イギリス、コーンウォール地方のソールズベリーにある太古の巨石遺跡「ストーンヘンジ」では、毎年、夏至の日に特別なお祭りをします。これは、古代ドルイド教の儀式から続く、神聖なお祭りだそう。
ストーンヘンジは「古代の天文台だった」とする学説もあり、実際のところ夏至の日が正確にわかるつくりになっているそうなのです。古代の人々が、いかに優れた文明を築いていたかを知ることができるエピソードですよね。

私もずっと昔、ストーンヘンジに行ったことがあります。
ソールズベリー駅からバスに乗って行くのですが、草原に柱状の巨石が輪を描くようにぐるりと立ち並ぶ姿がこつ然と現れて、非常に感動しました。
当時からストーンヘンジの周囲にはロープが張ってあり、直接触ることはできなかったのですが、間近で見ることは可能でした。ただ、私はエジプトのアブ・シンベル神殿級の遺跡を想像したので、意外にも小ぶりで驚いたという(笑)……。
とはいえ、人の大きさと比べると、巨大なのは確か。
「古代人は、いったい何のために、この巨石建造物を造ったのか……」と、しばしの間、悠久の歴史の流れに想いを馳せたものです。
見学の後、近くの土産物屋に寄ったのですが、そこではなんと! 「ストーンヘンジのかけら」を売っていたんですよ!
「えーっ! こうやってちょっとずつ削っていたら、いつか石がなくなっちゃうんじゃ……」と心配したのを覚えています。

そのストーンヘンジですが、中世イギリスではケルト民族の英雄、アーサー王の伝説と関係がある、などと考えられていたようです。そのため、アーサー王伝説に登場する、魔術師マーリンがストーンヘンジを巨人に造らせた、という説が流布していました。

また19世紀末、イギリスの詩人トーマス・ハーデイーによって書かれた『テス(原題:ダーバヴィル家のテス)』という小説にも、物語の終盤に、このストーンヘンジが出てくるんですよね。
実際に起きた事件を題材にしたこの小説は、1979年にドイツ出身の国際的女優ナスターシャ・キンスキー主演で映画化もされました。ナスターシャの美しさ、無垢さ、そしてときおり陰からチラリとのぞく妖艶さには、ただただ圧倒されます。悲しい宿命を背負った主人公のテスが逃避行の末にたどり着いたのが、このストーンヘンジだったのです。
『テス』は小説も映画も大好きで、泣くのがわかっていて何度も読んだり観たりしましたね。

話がずいぶん逸れましたが、2019年の夏至は、6月22日だとか。
きっと今年もストーンヘンジをはじめとして各地の巨石信仰の聖地で、夏至のお祭りが開催されるんでしょうね。いつか行ってみたいなぁ。

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