桜つれづれ ~今年も年に一度の桜の季節がやってきました!~

桜は日本人にとって、特別な花といえるかもしれません。
かくいう私の中でも、桜は別格です。毎年、桜のシーズンがやってくると、舞い上がってしまいます。
今月は、そんな桜について語らせていただきますね。

私が中学生の頃、桜の花びらが舞い散る中で目を閉じて立ち、手で花びらをキャッチしたら恋が叶う……というおまじないが流行っていました。
期間限定なので、桜の季節が来ると、友だちとともに、一斉にこのおまじないをかけていましたねー。懐かしい思い出です。

そんな桜が日本人に人気の高い花となったのは、「国風文化」が育った平安時代だとされています。
万葉集にも桜は登場しますが、梅と比べて圧倒的に少なく、梅を詠んだ歌が118首なのに対し、桜は44首。梅ほど人気がなかったんですね。

というのも、万葉集が編まれた奈良時代というのは、中国大陸の影響をまだ色濃く受けていた時代。中国では、すぐに散ってしまう桜は不吉な花とされ、敬遠されていたようです。そして、桜よりも香りが良く、開花期間が長い梅が好まれていたらしいのです。確かに、かぐわしい香りを放つ梅と違って桜は無臭ですし。
奈良時代の宮廷もそれにならい、花といえば梅を指していたそう。

時代は下り都が平安京に移ると、日本特有の「国風文化」が花開きます。
この頃から、桜の人気が高くなり、とくに第54代の仁明天皇(にんみょう。平安時代初期、833~850年在位)は桜をこよなく愛したと伝わります。在位期間中、梅が枯れたあとには、桜を植えさせたとか。
やがて宮廷で「花」というと、桜を指すようになりました。満開の桜の下で宴会を楽しむ風習も、この頃に根づいたとされています。

さて、桜についての歴史をごく一部だけ紹介しましたが、現代になっても桜の人気は衰えていませんよね。天気予報でわざわざ「桜の開花予想」を伝えるほどですから。
その情報を皆が知りたがるのは、ズバリ、お花見をしたいからにほかならないでしょう。

昨今、お花見について、いろいろな方が意見を述べられています。「ただのどんちゃん騒ぎ。禁止すべき」「公園でお酒を飲むなんて、もってのほか」など、お花見否定論まで出てきました。
確かに度が過ぎたマナー違反は問題だし、戒めるべきだと思います。
けれど、花を愛でながらうまい酒を飲む……こんな素敵な風習、世界中どこを探したってありません。
私は残念ながら下戸ですが、満開の夜桜の下で、酔っぱらって騒いでいる人を眺めては、「うらやましいなぁ」「楽しそうだなぁ」と、ポジティブな気持ちを抱きます。

一年に一度、短い期間にだけ美しい花を咲かせ、心を酔わせてくれる桜。
今年は何人をうっとりさせてくれるのでしょうか……。

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