※もしかしたら陽炎(かげろう)だったのかもしれませんが。
帰宅して涼みながら、太陽の動きと四季、四季の移ろいと人の運勢…、このふたつはリンクしているのだなぁと今更ながらに思い、四柱推命の本を読み直してみました。
難しい理論のところはさておきますが、運の勢いを表す12運という考え方があります。その12通りの勢いに夏を当てはめるとエネルギーはピークを迎え最強の座にいます。四柱推命の占術用語では「帝王」といわれますが、字を見ての通り頂点の運気です。
冬、万物は眠りにつき最弱。春、目覚めのサイクルを迎え弱から強へとエネルギーの始動タイム。夏、エネルギーは最強となり絶好調。そして、秋へと向かいエネルギーは衰え始め、冬を迎えるのです。四季はこのエネルギーの繰り返し、人の運勢もまた、四季に倣い同じことだというのが四柱推命の基本的な考え方です。
最強だと思っていた運気は、いつの間にか次の季節に移る準備を始め強さの中に衰を含むので8月は暑さのさなかに「立秋」を迎え既に秋の兆しが見えるのです。
多くの人は8月と聞くと“暑さ”と暑さから連想することに思考がいってしまいます。でも、自然は人間よりもずっと早く次の季節を知っているのです。
占いは本来「当てもの」ではなく、季節を知る学問なので、運の勢いにもまた季節があるといっても間違いではありません。
春には種を蒔き、夏に向い育て、秋には収穫をして冬は蓄える。自然界がそうであるように、私たちにもそれぞれの季節があります。
無理に真冬に花を咲かせようとすれば、ひ弱な花になり木が弱ってしまいます。しかし、勢いよく芽を伸ばす春がきたのに恐れていては、美しい花を咲かせることはできないのです。
しかし、人それぞれ人生の四季図は違うので、全ての人が冬からスタートをするとは限りません。人生には「早く知れば幸せになる答え」と「その時になるまで知らない方が幸せな答え」があります。それはやはり四季のスタートが違う故のタイミング的幸福論なのです。
ある日、蝶が目の前を飛んでいる風景に出会いました。蝶は風に流されるように飛んでいるように見えたものの、決してそうではありませんでした。小さな羽ばたきを繰り返しながら自分の飛んでいきたい方に向って飛んでいたのです。
運命という風は向かい風の時もあれば、追い風の時もあります。どんな風が吹いてきても自分で羽を動かすことを忘れてはいけません。占いは風向きを教えてくれるので頼りになる羅針盤です。
最近、運を強くしたいというご相談を受けました。星が弱いと運は開けませんか?
という質問も…。
回答は「本当に幸運な人とは、特別な星を持っている人ではありません。小さな喜びを見つけられる人です」
幸運とは、遠いところにある宝物ではなく、今日という一日の中にそっと置かれている贈り物なのです。
そうそう、そういえば、昔読んだエッセイに私たちの記憶はその時の感情の影響を受けやすいというお話がありました。細かい部分は忘れてしまいましたが、悩んでいる時は良くない記憶の引き出しが開き、自分には良くないことばかり起こると思えてくるそうです。
解決策は意識的に素敵なことがあった時のことを思い出し、自分に優しい目をむけることだと、そのエッセイの結びの言葉にありました。確かにそうですね。
「心の力が高まる時は、自分自身を優しい気持ちで包んでいる時がピークになる」と、私もそう思います。
では次は8月の天体情報です。金星と水星、火星がどんどんポジションを変え、13日には皆既日食。変化の多い時期になりそうです。心がざわざわすることもありそうですから、情報に流されないように心の軸をシッカリと立てましょう。29日は魚座で部分月食。この日の満月は心の合わせ鏡の法則が働きそう。相手が考えていることは実は自分の気持ちを映したものに違いありません。
夏休みに弥生美術館に来てくださる方は、熱中症対策を万全に。どうかご無理のないようにお願い致します。
エミール

7月、迎賓館赤坂離宮を訪れることができました、初めてです。




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