懐かしい記憶が春風に乗って……

春は明るさが増す季節でありながら、心に小さな揺れや影を感じやすい時期でもあります。
日照時間が長くなるため、体が「まだ昼だ」と認識し、夜のリラックスモードへの切り替えが一時的に、ずれることがあります。そのためこの時期は、体内リズムや感情の変化を、以前より感じやすくなります。

そこで、春の心身の揺れを柔らかく整える、簡単なミニワークをご紹介いたします。

1.太陽の光や窓の光を、手のひらに受け取ります。

2.もう一方の手で胸やお腹あたりの“心の影(揺れ)”を包むように触れます。

3.それぞれの手のひらで光と影を感じながら、心の中で「今日の光は、私を成長させる。今日の影は、私を安心させる」と唱えます。

4.手をおろし深呼吸して、光と影を手放す感覚を味わいます。

春の風には、どこか懐かしい記憶が混じっていることがあります。桜や湿った土や、新緑の匂い……柔らかな風に乗って、遠い記憶や忘れかけていた感情が、ふとよみがえります。

窓を開けて深く息を吸い、手のひらで風を感じてみてください。子供の頃に遊んだ公園や、昔の友人と笑った日の記憶が心に浮かぶかもしれません。香りや光、風に意識を向けると、体が自然にリラックスし、心のざわつきがやわらぎます。

また春のラッキーなお守りとして、振るとやさしい音が鳴る小さな「鈴」や、紙に自分で描いた桜や蝶々などの小さな春のシンボルを、手帳や財布に忍ばせる(付けておく)のもお勧めです。
聞くたび見るたびに「光も影も両方大切」と意識することで、心に安心感が生まれます。

※ 鈴の音、春のシンボル…これらのキーワードに何かピンとくるところはありますか?
もしあれば…無意識のうちに過去の自分と心の対話が始まり「もっと自分に寄り添ってみよう」と思える準備が、整いつつあるサインです。
その流れの中で、普段とは少し違う道や、新しい体験への扉が開かれる「きっかけ」がやってきそうです。