国によっても地方によっても、あの世からのお客様のお迎えの仕方はさまざま

毎年、夏にご先祖様の霊をお迎えするというこの風習、独特ですよね。
よく、西洋のハロウィンが似ているといわれますが、どうなんでしょう。
ハロウィンの起源は、古代ヨーロッパ先住民族のケルト人が行っていた風習だそうです。
古代ケルト人の間では、1年の始まりが11月1日とされていました。つまり、10月31日は1年の終わりだったんですね。
そして、その日、妖精や精霊たちが、この世にやってくると言われていたのです。

こう言うと、「やっぱりお盆とハロウィンは似てるじゃん!」と感じるかもしれませんね。
けれど、決定的に違うのは、お盆がご先祖の霊を喜んでお迎えする風習なのに対し、ハロウィンは恐ろしい魑魅魍魎がやってくるから対策を取らねば、という風習。つまり、霊への意識が違うのです。
ですから、お盆はご先祖様の霊を「おもてなし」しますが、ハロウィンでは恐ろしい魔物に見つからないよう仮装をし、お供えをするというわけ。
そう、ハロウィンの夜、この世に現れる霊たちは、異世界からやってきた、人に害をなす魔物であり、愛しいご先祖様とは似ても似つかないものだったのです。


私個人は、ご先祖様の霊を敬愛するのは、日本独自の感覚なのではないかと思っています。
古来、八百万の神々がいるといわれる日本。自然界に存在する生きとし生けるものには皆、魂が宿っていて、それらを神として崇め奉っていました。
対して、古代ケルト人も、万物には精霊が宿ると考えていたようです。
ただし、日本人がどこか親しみを込めて自然霊を畏敬していたのに対し、古代ケルト人は、恐れおののき、ときには敵対していたように思います。
これは、自然と共存してきた日本人と、自然をときに征服し、支配しようとした古代ケルト人の違いなのかもしれませんね。

さて、話をお盆に戻します。
お盆の細かい風習は地域によって違っていて、私が生まれ育った地方では、ナスやキュウリで馬や牛を作ってご先祖様をお迎えしていませんでした。
その代わり、川に灯篭を流していました。
環境への配慮から、灯篭流しはいつしか行われなくなりましたが、その幻想的な光景は、今でもはっきりと瞼の裏に焼き付いています。
また、盆灯篭と呼ばれる大きな灯篭を仏壇の前に置くという風習も、よその地方の方から聞いて初めて知りました。
狭いようで広い日本。地方によってさまざまなんですねえ。

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