ジンギスカンで花見!!

ご存知の通り、縦に細長い日本は、北の端と南の端で気候が全然違います。咲いている花々も、咲く時期も全く異なっていますよね。桜だってそう。いち早く開花宣言が出てから最北端の地で咲くまでには、約2カ月もの差があります。

今回、ピックアップするのは、北の大地、北海道の桜。
20年くらい前のゴールデンウィーク、私は友達と一緒に北海道へ行きました。訪ねた場所は、函館。友達は北海道出身で、札幌市に近い、江別市に実家がありました。江別市と函館市はかなり離れていて、特急列車で片道4時間くらいかかります。そのため、函館にホテルを取り、二泊三日の滞在をしたのです。

ゴールデンウィーク期に函館を訪れるのは、初めての私。街のあちこちで桜が満開の様子に、ビックリ仰天でした。東京ではとうに散ってしまった桜が、まさかこの時期、函館で満開とは。
そして私達は、函館の観光名所の一つである、五稜郭公園へ市電で行きました。すると、いたるところに人々がレジャーシートを敷き、鍋をしているではありませんか! 初めて嗅ぐ香ばしくて少し甘い匂いの正体は、ジンギスカン鍋でした。

江別の友達いわく、「こっち(北海道)でお花見といったら、ジンギスカンだよ」なんだそうです。
満開の桜の木の下、ワイワイにぎやかに鍋をつつく人々。それは、私にとって初めて見るお花見の光景でした。そして、ふと芝生の上を見ると、桜以外の花も咲いています。水仙、チューリップ、パンジー、ツツジ……。色とりどりの花々が、咲き誇っているのです。
私が「いろんな花が咲いているよ!」と目を丸くしていると、友達は「そう。桜だけじゃない。一斉に花が咲くの」とうれしそうに言いました。続けて、「だから、春が待ち遠しんだよ」と……。

友達の話では、半年以上もの間、雪に閉ざされる北海道で、春は特別な季節なんだとか。長い冬の眠りから覚め、再び生命が躍動を始める春という季節。厳しい冬を無事に越せた喜びが、お花見を楽しむ人々の表情に現れていました。

コロナ禍になって、以前のようなお花見はできないようですが、北の大地にも再び春が訪れようとしています。またいつか、五稜郭公園に行きたいな。もちろん、桜の季節に。そして、今度こそ私も、ジンギスカン鍋をつつきたいです!

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