ハロウィンの日に帰って来た猫……

私は幼い頃から目が悪く、強度の近視と乱視。その代わり……なのでしょうか、嗅覚が鋭いようです。この特性を生かしたいと思い、かつては調香師を目指したこともありました。今も、その夢は捨てていないのですが。(笑)

皆さんは、日常生活の中で、ふと鼻をかすめたにおいにハッとした経験がありませんか?
「あれっ? この匂い、どこかで……」という記憶がよみがえり、懐かしく思い出されたことがあるかもしれませんね。実は、最近の私も、そのような経験をしたのです。それは、ハロウィンの日。覚えのある匂いが、ハッキリと感じられたのです。その匂いとは、忘れるはずもない、亡くなった猫の匂いでした。

今年(2020年)、愛猫が相次いで2匹、天国へと旅立ちました。
1匹は2月に病気で急逝し、2匹目は9月に老衰で亡くなったのです。その子たちの匂いを、ハロウィンの日に、確かに感じました。猫って匂いがないと良く言いますが、微かにあるんですよ。それも、1匹1匹匂いが違います。人間と一緒ですね。ハロウィンの日に強く感じたのは、2月に亡くなった子の匂いでした。

気のせい……と言われれば、そうかもしれません。けれど、ハッキリ「嗅覚」として感じたんですよね。本当に、不思議でした。まるで、見えないだけで、その子が部屋の中にいるかのような。思わず私は、「サンちゃん(亡くなった猫の名前)、帰ってきたの?」と言ってしまったほどです。そして、ハロウィンの日はずっとその匂いが部屋にあり、翌日には消えていました。

皆さんも、故人が愛用していた香水の匂いが漂ってきたとか、故人と良く食べていた料理の匂いがしたとか、よ~く記憶をたどってみてください。一度くらい、体験しているはずですよ。

匂いって、ダイレクトに感じるものなんですよね。脳に直接届く刺激、というか。
匂いの正体は、まだ科学的にハッキリと証明されていないようですが、有力な説があるそうです。それは、匂いの元から微粒子が離れ、鼻の粘膜に付着し、脳に「匂い」が伝達される……という説。
この説を信じるなら、ハロウィンの日、部屋に「匂いの元」であるサンちゃんがいたことになります。……私は、そうであってほしい。そして、私に会うために、この世界に降りてきてくれたのだと信じたい。

何を隠そう、サンちゃんももう1匹も、アメリカ生まれの猫。ハロウィンはいわば、西洋のお盆ですからね。里帰りしても、何ら不思議ではないでしょう。

今はまったく匂いを感じられない静かな部屋で、私は天国にいる猫たちに想いを馳せるのです。

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