東京ではなんと３月14日に桜の開花宣言が出されました。もっともその当日、東京は雪がちらつくほどの寒さで、この季節は春の陽気と冬の寒さのせめぎ合いが激しいようです。
コロナ渦が本当に気がかりな昨今ですが、みなさまはお変わりありませんか？

昨年末に山羊座入りした木星と先月末に山羊座から退出した土星のあいだでも、その影響力のせめぎあいがまだまだ残っている最中です。

私は平成時代に日本を代表していた星座は天皇誕生日の12月23日、つまり山羊座だったと考えています。そして土星が山羊座に滞在していた平成終盤の２年半、土星の影響により国の本質的な部分に試練が与えられていたのではないかと思っています。天皇陛下退位の議論や、政権に対する数々の疑惑、毎年のように襲ってきた災害などもそうといえるかもしれません。

しかし令和になり、2019年10月22日の即位の礼以降、日本を代表する星座は新しい天皇誕生日の２月23日、つまり魚座へ移りました。このことで日本に与えられる試練が、社交や外交といったネットワークやコミュニケーションに関わる事柄へと変化しました。
隣国から伝播した新型コロナウイルスの社会的影響と国際交流の象徴ともいうべき東京オリンピック開催問題や、渡航規制などは試練の質の変化をうかがわせます。

ですが３月22日、土星は山羊座を離れ、水瓶座に入宮しました。
このことで日本国内には一定の落ち着きがもたらされるかもしれません。また山羊座に滞在中の木星の影響で、外交や国際交流の分野で日本の主導権が発揮されるでしょう。そのためか東京オリンピックを１年ほど延期するという案も、日本政府主導で提案されたとの報道もあります。
ただし土星が水瓶座に滞在中は、世界的には国際交流や科学技術の発展などが阻害されるかもしれません。

また、土星は2020年６月の終わりに山羊座へ逆行し、そのまま12月まで山羊座に滞在します。もしこの期間に予定通り東京オリンピックが開催されていたなら、さまざまな支障をきたす可能性が高かったので、そこはひと安心です。

いっぽうで新型コロナウイルスのパンデミックは、土星が逆行中の７～12月には徐々に収まっていくかもしれません。ただ木星と土星のせめぎ合いが続く山羊座の影響で、世界的に自国の利益を優先する保護主義が幅を利かせそうです。コロナ禍で強化された様々な規制がそのまま維持され、人々の自由を制限する状況はしばらく続くかもしれません。

予定通り東京オリンピックが開催されればそれが一番だったのですが……、この状況下では開催国日本にとっても参加各国にとっても大変な困難が突き付けられたのではないでしょうか？　ですから最高のオリンピックにするためには与えられた試練を世界中で分け合って背負い、力を合わせて乗り切ることが必要なのだと思います。

世の中は人の思いで動きます。みんなが願えば運命も動かせるものだと私は信じます。
皆で心をひとつにして、世界のアスリートが笑顔で集える立派な東京オリンピックを開催しようではありませんか。

それでは今月も、皆で一緒に幸せになりましょう。
チャオチャオ! マークでした。

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