太陽のパワーをカボチャとユズで取り込んで!

今年は12月22日が冬至。
1年でいちばん日照時間が短く、日の光が弱まり、太陽のパワーが最も小さくなる日だとされています。

昔の人たちは太陽を神様だと崇めていたので、太陽の光が弱まり、その力が衰えることは、とても心細いことだったのでしょう。

そこで、太陽の力が蘇り、その輝きが増すようにと、太陽に供え物をしたり、太陽の姿を表す丸くて黄色いものを食べて、そのパワーを体内に取り入れようとしました。
太陽の力が弱まったことによって猛威を振るう疫病神を、寄せ付けないためなのです。

例えば「冬至かぼちゃ」は、黄色く色づいたかぼちゃを神前に供え、それを煮て食べると健康長寿になれると言い伝えられています。また、黄色い柚子をお風呂に入れる「柚子湯」の風習などもありますが、それらは、いにしえの人々の儀式の名残りなのでしょう。

冬至を境に日照時間が延びて日の光が強まり、太陽のパワーが増していきます。

昔の人はこの日を太陽が生まれ変わる、再生のパワーが込められた日と考えていました。
だから「冬至かぼちゃ」や「柚子湯」で太陽のパワーを取り込み、身を清めることで、自分も健康で若々しい身体に生まれ変われると考えていたのです。

冬至の再生のパワーは、健康長寿や若返りの力だけではありません。
恋や金運、願望など、翳ったり失ってしまった幸運を、この冬至のパワーで再生させることができるのです。

冬至の日、あなたの蘇らせたい願いを具体的に紙に書き、それを白い封筒に入れて、封筒の表に「一陽来復」と書きます。
その封筒をあなたの寝室の北側の壁に、南の方角に向けて貼りつけておきましょう。

冬至を経て、太陽がその輝きを取り戻しパワーが強まるにつれて、あなたの願いも徐々に叶ってくるはずですよ!

それでは今月もみなさんの幸せを心よりお祈りいたします。
チャオチャオ! マークでした!!