さっそく、ジュエルキューブにふれてみましょう。
本来は1対1でセラピストとのセッションで行いますが、今回はウェブ上でも楽しめる簡単なセラピーをご用意しました。

まずは、心の中で人間関係について思い描いてみてください。
10個のジュエルキューブの中から、直感的に「コレ!」というものをひとつ選んでください。

あなたの選んだキューブは何色でしたか? 
このジュエルキューブは、あなたの心模様を映し出す「鏡」のようなもの。
選んだキューブから、今のあなたの人間関係の在り方とテーマが導き出されます。そのテーマに耳を傾けてみましょう。

日本カラーキューブセラピー協会会長、創始者 立川智子先生が、人間関係について今のあなたが必要としていることが何なのかを、ジュエルキューブを通してアドバイスをくださいました。
「私たちは人間関係について、つい悩みがちですが、ありのままの自分を大切にしながら、人との関係を上手に受け入れていく方法はいくらでもありますし、等身大で無理をしなくとも上手に人間関係は築く ことができます。“現世療法的観点”を基盤にしながら、ジュエルキューブを使って、みなさんの人間関係の在り方と、今現在の色別の テーマをお伝えしていこうと思います」

では、立川先生、よろしくお願いします!

「無理して人間関係を築こうと思わなくていいのです。無理に動かなくていいですよ。今までの自分は、どんなふうに人と関わり合いをもってきたのかな?と感じてみましょう。人間関係を静かなところで振り返ってみる時期です。自分の居場所を無理に探そうとしなくてもいいですし、周りに合わせたり、自分を作って他の何かになりかわろうとしなくてもいいですよ。あなたのまま、ありのままがいちばん素敵なのですから」

「他の人たちに興味をもってみましょうね。「この人は何が好きなのかな」「どんなことに感動をするのかな」。そんな視点が、人づき合いを大きく変化させますよ。みんなそれぞれが、胸に秘めた熱い思いをもっています。人間関係は、その部分を理解して相手を認めてあげる姿勢でいることから始まっていくのです。意外と人ってさみしがりやで温かいもの。さみしがりやの裏返しで気持ちがわからなくなることもあるのですよ」

「感情は、味わうためにあるのですよ。とにかく我慢せずに、ひとつひとつの思いを感じていきましょうね。喜怒哀楽という感情そのものには、良いも悪いもないのです。もちろん感情は自分のものですから、人のせいにしたらいけません。でも、ちゃんと自分の感情を心から感じていけば、本当に大きな人間の土台になりますよ。だから、泣きたいときにはいっぱい泣けばいいんです。感情に蓋(ふた)をしないでくださいね」

「きっとあなたは人間関係について学んでいる最中なのだと思います。自分とは違う考え方を人から見つけてしまって『違うなぁ』と思っても、それは個性という大切なもの。だからそこに良い悪いはありません。自分の個性と、人の個性をちゃんと認めてあげてください。あなたはあなた、人と違ってそれでいい。ちゃんと自分の感じているありのままの自分で、自分らしいスタイルで人間関係を築いていけばいいんですよ」

「どうしたら周りとケンカをしないで協調できるのかな?と、きっと今はそんな心遣いの気持ちで周りと接しているのではないでしょうか。でも、やりすぎると疲れてしまうし、ついつい相手と比べてしまったり、振り回されてしまったりします。人には少しだけ距離があったほうが心地いいときってあるんですね。だから“つかずはなれず”で、自分を苦しませることのない距離感をとっていくと、うまくいきますよ」

「きっと今は、“いっぱい人と話がしたい”“自由でいたい”“開放されたい”そんな気持ちや“自分自身をどうやって表現していくか”を考えているのだと思います。今は、自分の感じたことを、思うままに、ありのままに、感じるままに自分らしく表現してみてください。きっと、ワクワクする楽しい世界が広がっていきますよ。ひとつのところにいなくていいのです。思ったところへいけばいい。たくさんの人と関わり合ってみてくださいね」

「きっと今は、自分のことをとっても大切にしてあげたいという時期なのだろうと思います。一度、考えなければならないことを手放してみてくださいね。人との関係を、全部をうまくやろうと思わなくてもいいですよ、気負わなくていいですよ。「これからどうしようかな?」という問う気持ちをもったままでいて下さい。今は自分を大事にするときです。“自分の大切な個性”に“思いやり”のプレゼントをしましょう」

「“自分は人に何が出来るんだろう?”と、人のために一生懸命になっていて、今のあなたはきっと優しさに満ちあふれているのでしょう。「ありがとう」と言われるだけで、自分のほうが元気になってしまうような…。きっとそのために、精一杯に頑張っているのでしょうね。そんな思いやりは、人から見たら魅力いっぱいの人なのですよ。断ることが苦手かもしれませんが、自分のできるところ以外は無理せずに断れるのも素敵な魅力のひとつですよ」

「思いやりや誠意をもって人と関わりたい…そんな優しさがあふれ出しているのだろうと思います。自分よりも、まずはみんなの幸せを考えてあげる、本当に優しい人なのですね。今のあなたに必要なのは、与えることをついつい考えてしまう自分にも、ちゃんと優しさと愛をプレゼントしてあげること。あなたがが幸せであれば、周りはもっと幸せになります。人に優しくしたら、ちゃんと自分にもご褒美をあげてくださいね」

「人は、必要な情報交換が終わったときには、離れていくことがあります。だから、常に人間関係は動いていると思っていてください。仲の良かった人が離れてしまったのは、新しい情報交換が必要な時期にさしかかっているから。これまで離れてしまった人に感謝の気持ちでいると、自分自分に必要な情報をもって、新しい人間関係がやってきます。あなたがレベルアップしている証拠なのですよ」

みなさん、いかがでしたでしょうか。
自分と他者の間で起きた出来事を、「良い」「悪い」ではなく「和」にしていく……今、人間関係で気がかりなことがある人には、きっと、気持ちがフワッと軽くなるような言葉に出合えたことと思います。
でも、どうして色だけで心の状態がわかってしまったのでしょう?

これから詳しくご紹介するカラーキューブセラピーは、セラピストが一方的に「この色はこんな意味ですよ」と断定せずに、その人自身に色の意味づけをさせるのが特徴。“セラピストの言葉から自分を知る”のではなく、“自分の言葉から自分を知る”新感覚のセラピーなのです!
今回、セッションを担当してくださったのはセラピストのAKKOさん。最初に、名前と生年月日をシートに記入し、いよいよセッションスタート!

AKKOさん:まず、10個のジュエルキューブを使って、お好きなように組み合わせをつくってください。

どうやって並べようかな? 

さんざん迷って、この並びに決めました。

AKKOさん:どんな些細なことでもいいので、このジュエルキューブを眺めて出てくる言葉を、全部教えてください。
はるなっつ:色によって、特定の人だったり、記憶だったり、モノだったり……かなりバラバラなんですけど、大丈夫ですか?
AKKOさん:大丈夫ですよ。“言葉を出していく”というアクションが大事なんです。
この積み上げたキューブの全体を通して、いったい私自身のどんな色彩物語が紡ぎ出されるのでしょうか?
AKKOさんが、色と私の心の中をつなげて、ひとつひとつ心の声を丁寧に引き出してくれる作業が続きます。

AKKOさん:まず、はるなっつさんのの芯というのが、ピュアな女の子そのもの。自分自身を映し出すキューブを見て「14歳の女の子」というキーワードが出てきましたが、そういうところってありますか?
はるなっつ:いつまでたっても中学生気分が抜けないな、というところはありますね。社会人なのに14歳はまずいですね~。
AKKOさん:その他に、「幼さが中和されてちょうどいい感じ」ともおっしゃっていたので、今は社会人として自然体で人と接することができているようですね。
はるなっつ:14歳の心を隠して…?
AKKOさん:隠してというか、大人としてピュアな心を残したままいらっしゃるんじゃないかなと思います。見た感じの雰囲気も「まさに」って感じがします。

今まで意識したことなかったけど、14歳の時に出会った人や好きになったモノが、今の自分の芯となっているのは確か。自分で出したキーワードが、自分を教えてくれている…不思議な感覚です。

AKKOさん:過去を表すキューブから、「恐ろしい感じ、自分の中にはない要素」というキーワードが出てきましたが、最近ハッとした経験ってされましたか? 
はるなっつ:前向きなものではないんですけど、ひとつ出会いがありまして…その彼を通じて大きな変化がありました。
AKKOさん:まずいワイン、何考えているのかわからないとイメージされていますね。
はるなっつ:その人、本当に何を考えているのかわからなかったんですよ~!
AKKOさん:きっとご自分の中で「こういう人もいるんだ、カラーが違うな」と納得されている部分があったのかなって。
はるなっつ:そうですね。カラーの違いが魅力で……っていうか、ぶっちゃけ片思いしていたんですよね(笑)。
AKKOさん:「恐ろしい感じ」の他に「昔見たラベンダー畑で懐かしい」ともおっしゃっていたので、すでに懐かしい記憶になっているのでは? 
はるなっつ:最近会っていないし、過去の記憶になりはじめているのかも。
AKKOさん:好きという気持ちが楽しい思い出として記憶されているのだと思います。それが、懐かしさのイメージとして出てきているんですね。

“名称未設定”だった記憶のファイルに名前がつけられていくような感じ! 放置していた記憶がどんどん整理されていきます。

AKKOさん:次に、先行きを見ていきましょう。目をひかれるもの、決して手に入らないっておっしゃっていまして…。
はるなっつ:私の未来、何か手に入らないってことなんですか!?
AKKOさん:これは、現在を基準にして想い描かれている未来です。恋愛にしても、男心がよくわからないというところがあるみたいなので、「恋が手に入らない」と思い込んでいるのでは?
はるなっつ:ああ、そうかもしれません。それに「恋はちょと休憩したい」って思っていたんですよね。
AKKOさん:そういった気持ちから、恋ではなくてご家族の落ち着きなどを求めていらっしゃるんだなということがキューブからわかります。さらに、何か思いつくイメージはありますか??
はるなっつ:家族旅行のイメージですね。キャンプ場に行った記憶かなぁ。
AKKOさん:そこに、未来の姿があるのでしょう。
未来にあったのは、今と変わらない家族との関係。それはとっても幸せだけれど、ひとりの女性として「その先」を見つけたかった! そのためにはどうすればいいのか、他にも多くのアドバイスをいただきました。
AKKOさん:もう大人なんだから大人の恋愛をしなくちゃとか、相手のことがわからないのにわかったつもりになったりという思いがあったんですね。純粋なままでよかったのに、きっとどこか大人の自分をつくっちゃったんですよね。そして、この頃しぶ~い感じになっちゃって、自分の生かし方がわからなかったり、人と比べてしまうところがあったと思います。本来のはるなっつさんらしさを生かして、そのままいけばいいんですよ。

なんだろう、この心が軽くなる感じ。AKKOさんの言葉が悩みの根っこを優しくほぐしてくれます。「そのままいけばいいんだよ」という言葉がすごく嬉しい!

さらに名前と生年月日から導き出す「ネームキューブ」「バースキューブ」、その年をあらわす「十年サイクル」があるそう。バースキューブからは性格や性質を、ネームキューブからは環境によって出てくる性格を、十年サイクルからはその年の象徴を導くことができます。
私のカラーを教えていただき、ふんふんと聞き入っているとき、立川先生から「差しつかえなければ、さっきの彼の誕生日とお名前を教えていただいてもいいですか?」という言葉が。何かわかればと思い、お伝えすると…。

立川先生:彼の全体的な本質を表すキューブは漆黒・純白、彼の生き方のセオリーについても漆黒・純白ですね。
AKKOさん:(立川先生と顔を見合わせて深くうなづく)・・・ この人は、何を考えているかわからないですよ~!
はるなっつ:え?え? どういうことですか?

立川先生:純白は、光に通すと七色の虹ができるでしょう? すべてのカラーには光があります。そして漆黒も、すべての色を混ぜると黒になるでしょう? 両方ともひとつですべてのカラーを内包しているんですよ。漆黒・純白タイプの彼は外野の声は気にせず、自分のこだわりだけで生きていけるタイプじゃないかな。
はるなっつ:まさに、こだわりの人でしたね。職人気質というか。
立川先生:先ほどのセッションで、いちばん最初に純白をもってきて、最後に黒をもってきたじゃないですか。だから、恋愛観はこの人に大きく影響されたのかな?って思います。

はるなっつ:すごい!! ビックリして、ゾクゾクしてきました!
立川先生:こういう人にはどんなアプローチをしても響かないんですよね。唯一うまくいかせる方法があるとしたら、この人の世界観とこだわりを理解してあげると、扉がパーッと開きますよ。きっと今までのアプローチの仕方が間違っていたんですね!
はるなっつ:良き理解者になれたらよかったんですね…。自分を認めてもらうことばかり考えていました。うまくいかないはずですね(笑)。ああ、なんかず~っと胸につっかえていたモヤモヤが、スッキリしました。

それから、ネームキューブとバースキューブから浮かびあがってくる彼の特徴を次々と言い当てていくおふたり。ジュエルキューブから個性や、その人の生き方におけるポリシーまでわかってしまうんですね。
実はこの後、具体的に彼へのアプローチ方法までも教えてくださった立川先生とAKKOさん。あきらめようとした恋が、再燃しそうな予感! 自分の気持ちがわからなくなったときは、ぜひ体験してみて!


立川先生:人はつい本当の心の言葉を隠そうとしてしまいます。この世の中、100パーセントで自分の心のとおりに生きている人が、ほとんどいないんですね。ですから、誰もが自分の価値観と自分自身の心の声で生きることの大切さを伝え続けたいと思っておりました。老若男女だれもが受け入れられるセラピーの手法を研究していたところ、色が記憶にどれだけ深く関わっているかを知りました。ひとりひとりの記憶を引き出してあげることで、無理なく自分自身の本当の声に近づけるということが、カラーキューセラピーの大きな魅力の一つです。

そして、誰もが過去や未来にとらわれてしまい、動けなくなってしまうことがあります。過去がこうだったから、未来はどうせダメだとか…そうすると大切な「今」が自由に生きられなくなってしまいます。ですが、実際に現状を動かすチカラがあるのは「今」だけ。過去にも未来にも現象を動かすチカラはないんです。それをお伝えする「現世療法」というセラピー手法の一環が、カラーキューブセラピーです。誰もが、自由な人生をカラフルに生きてほしい。“地に足をつけて現世(いま)を生きてほしい”そう強く願う気持ちが、このカラーキューブセラピーを誕生させるきっかけとなりました。

■INFORMATION
COLOR CUBE THERAPY~カラーキューブセラピー
日本発の「和のカラーセラピー」として、人気急上昇中のカラーキューブセラピー。これからの時代を象徴する「和の精神」を、基礎から学んだセラピストによるセッションは、誰一人として同じ結果はなく、360万通り以上にも及びます。
十人十色の美しい和の色彩ジュエルキューブから、個性を読み解き、自分を大好きになるためのセラピーが人気。
日本人のハートの原点に戻し、平和の真髄を伝える役割を担う認定セラピスト養成講座を随時開講。
また、日本全国で、和の精神を伝える色彩のスペシャリストを育成。
※現世療法」及び「COLOR CUBE THERAPY」は特許登録商標です。
■DATA
日本カラーキューブセラピー協会
〒107-0062 東京都港区南青山2-2-6-1101
cctaoj_info@yahoo.co.jp
http://www.cctaj.com/