アジサイ(紫陽花)が咲き始めました。
でも、アジサイの花言葉は「移り気」とか「無常」と、いくぶんかシュール。
そのゆえん花の色が変化することからきているらしい。
しかし考えようによっては、とても人間的な花ではないかしら?
人の気持ちも然り。
おそらく誰だって一度や二度、昨日と今日で考え方を違えることだってあるでしょう。
そう思うと、なんだか急に紫陽花に親しみを感じてしまいます。

今週、私は太宰治の本を読んだのですが、こんな部分にいたく納得!
“エッセイを引き受けたものの、まったく書けない。アイディアもわいてこない。だんだん締め切りは迫ってくる…が、困ったことに一行も進まない。でもなんとしても、この義務を果たさなければならない…。”
その後、太宰が起こしたアクションは、なんとその辛さをテーマにした随筆を書いたという。

曰く 「義務は自分に努力を命ずる」 この義務という小文を読み…、そこで私は閃いた! “今回はなかなか書けない、書けない…。アイディアが沸いてこない…。どうしたものか。さて、困った…。
明日になればどうにかなるのだろうか。そもそも、何故原稿など書かなければならないのがろうか?”
などなど書き連ねているうちに、なんとかゴールにたどり付けないものかと?
しかし、ドッコイ、人生はそう甘くない。

ふ~とタメ息をつきながら、現実をシッカリと受け止め原稿書きに突入します (u_u)

で…と、今回はどんなお話にしましょうね?
「むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんが…」 これでは日本昔話になってしまうので、やはりここは「占いの話で。

今日は 「目」 と運の関係についてです。
この頃ではマスクもフリーになりましたが、ここ3年くらいは、ずっとマスクで顔の下半分を覆う日々が続いていましたね。
するといやでも最初に 「目」 が中心に飛び込んでくるので 「目」 と話しているようなコミュニケーションでした。 
ではここで、目を含む人相に注目しましょう。

人相といえば多くの日人たちは顔のことのみと思いがちですが、占術における人相学では頭のてっぺんから足の先までの、全体を人相としてとらえます。
顔のみであれば 「面相」 あるいは 「顔相」 というのが正解です。
 さて、顔で一番注目しないといけないのは 「目」 の部分。
目は口ほどにものをいい、などと言われますが、目は心の中を如実に表現する場所なのです。
当たり前のことですが、感激の涙も悲しみの涙も目からあふれ出てくるでしょう。
そう、自分が感じた心の表現は、まず目に表れます。
なので、普段の生活においても相手の目を注意部深く観察すれば、心の中をを読み取ることもできそうです。

そしてここからは、目と運の実践編。
造作的にいうと、一重まぶたの人は慎重であり土壇場で力が出せるのが特徴。
二重まぶたの人は陽気で行動力があり楽天的、でもツメは甘そう…。
こんな占いを読んだことがある人もいるかと思いますが、もっとも大切なのは、瞳なのです。
幾つかあげると、瞳に落ち着きがなく上下左右に動く時は運勢下降サイン。
相手を下目がちに見ながら瞬きばかりする人は、あなたに困難な問題を押し付けようとしているので気をつけましょう。
また目つきの激しい人、眼光に鋭さがある人は気迫が充実しています。
このような人と接する場合は自分にも同じくらいの対応力がないと、大失敗に結びつくような事態に巻き込まれそうです。

では運気上昇のサインは? それは眉と眉の間に現れます。
きれいなピンク色であれば、近未来に良い知らせが飛び込んでくる暗示。
ある女優さんのジンクスですが、眉の間にうっすらとピンクのチークを入れているそう。
私も試してみたところ、好印象で迎えられていることが感覚的に伝わり、やわらかなトーンの人間関係つくりに役立ちました。
表情が険しいかな? と自覚症状がある方は是非!

目は心の窓です。
真剣に考えているとき、充実しているときの瞳はキラキラと輝き、お母さんが赤ちゃんを見つめているときには慈愛深い目になります。
恋しているときの瞳の美しさは、もう書かなくても分かりますよね。

目は単に視覚として、ものを見るばかりでなく言葉では語れない心の奥を語る場所でもあるのですから。
だからいつもキラキラ輝く、綺麗な目であってほしいなぁ~。

今のあなたの瞳! 輝いているかな?

     エミール



これは先日、散歩の途中で見かけたアジサイ。 
ところで、植物学の父ともいわれNHKの連続テレビ小説、『らんまん』のモデルにもなっている牧野富太郎先生。
その先生が丹精をこめて育てたアジサイを生前の自宅があった東京・練馬区の庭園で見ることができるらしい。お近くに住んでいる方は、足を運んでみては如何?
「牧野記念庭園」のURLはhttps://www.makinoteien.jp/ です。