桜のシーズンを終えれば、本格的な春。冬の間にためこんだ老廃物をデトックスするチャンスです。
熊やリスなど動物は冬になると脂肪を蓄え、冬眠します。人間も冬眠こそしないものの、活動性は低くなり、代謝も落ちて、体の中には不要なものを蓄え込んでしまうのです。春、夏の活動期に向けて体をスッキリと身軽にさせる必要があるのですね。
そんなときにぜひ食べたいのが、山菜や春野菜。本来、魔女たちは野や山に入って山菜を摘んだりするのですが、なかなかそうはいかない方も多いでしょう。私もそう。ですから、今回の食材、タケノコも買ってきたもの。
タケノコにはチロシンという、えぐみ成分があり、脳の活性化を促すそうです。整腸作用もあり、体内の不要なものを排泄させるにはもってこいの食材ですね。
また、魔法的にいうと、タケノコには守護のパワーがひそんでいます。新しいことをスタートさせるとき、不安でいっぱいのとき、タケノコはあなたを力強く守ってくれるでしょう。

〈材料〉
タケノコ…200グラム、米…2合
油揚げ…1/2枚、酒…大さじ1~2、しょうゆ…大さじ、塩…適宜、昆布…15センチ
〈作り方〉
1.タケノコを下ゆでする。鍋にひとつかみの糠と水をたっぷり入れ、タケノコを入れて煮立てる。沸騰したら弱火にし、約1時間ほど茹でる。竹串がすーっと通るようになったらOK。
2.といだ米に酒、しょうゆを加え、味を見ながら塩を足す。
3.下ゆでしたタケノコを薄く切り、昆布とともに2に加え、炊く。

※昆布のかわりに昆布茶の素を使うのもアリ。ただし塩気が強くなるのでちゃんと味見してくださいね。

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