太陽、木星、そして土星

2020年、あけましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

今年はオリンピックイヤー! 日本でのオリンピック開催は4回目、夏のオリンピックは56年ぶりです!

1964年の東京夏季大会では女子バレーボールで「東洋の魔女」日本チームが獲得した金メダルの熱狂と、円谷選手(銅)のマラソンでの奮闘が語り継がれています。
1972年の札幌冬季大会では70メートル級ジャンプで「日の丸飛行隊」笠谷、金野、青地の3選手が金・銀・銅メダルを独占。1998年の長野冬季大会は日本人金メダリストがなんと8名。スキージャンプ・ラージヒル団体で前回のリレハンメル大会のリベンジを果たして金メダルを決めた原田選手の姿が印象的でしたし、フリースタイルスキー・モーグルの里谷選手は冬季種目の日本女子初の金メダリストに……。
それぞれのオリンピックに主役、そして悲劇のヒーローやヒロインがいたことが思い起こされます。
勝った選手も負けた選手も、みんな国の代表として出場した選手たちです。
メダルの獲得もさることながら本当に心を揺さぶられるのは、オリンピックに出るため乗り越えてきた試練が垣間見えたときではないでしょうか?

そんな感動を味わいたくて、観戦チケットに応募された方も多いでしょう。でも、そう簡単には当たらなくて……、これは試練? 私の友人も30口応募したのですが、なんとすべて外れてしまい今年こそリベンジ! と意気込んでいます。

じつは、幸運の星・木星と試練の星・土星の星まわりの関係で、私は2020年をリベンジの年と位置付けています。
昨年の12月に幸運の星・木星が山羊座に入りましたが、それと入れ替わるように今年の3月には2017年から山羊座に滞在していた試練の星・土星が退出するからです。
つまり土星が遠のき、木星が近づくことで、それまでの試練のように感じていたつらいことや苦しい思いが、幸せなものへと変化をしていく、そんな星回りなのです。

神様は乗り越えられない試練は与えないといいます。これまでの苦労は人としてひと回り大きく成長し、幸運をつかむために必要なことだったのです。
そう、土星が与える試練とは居心地がよいぬるま湯のような状態を脱して、これから生きるために必要な問題と向かい合うこと。試練を乗り越えようとする努力が、本来進むべき道筋を今一度、我々に認識させてくれます。

今後は木星の幸運力が徐々に増して、土星が与えた試練を乗り越えるための後押しをしてくれるでしょう。だからこそ、このお正月にしっかりと自分を見つめ直し、解決すべき問題があるなら、それに向き合っていくようにしましょう。
そこでひと回り大きく成長できれば、春以降、神様が大きな幸運を授けてくれるはずです。

それでは2020年もみんなで幸福になりましょう。
チャオチャオ! マークでした。