節分の豆まきのあと、立春には福を招こう

地球温暖化が叫ばれて久しいのですが、近年はドカ雪も増えているような印象があります。先日も高速道路や国道などで、一時的な強い降雪により車が立ち往生することがありました。
気象庁の研究によると、温暖化が進むと海水温が上がるため水蒸気の発生量が多くなって、冬の場合はそれが一時的なドカ雪につながるそうです。ただ、雪がたくさん降っている気がしても、日本の年平均気温は100 年あたり 1.21 度の割合で上昇していますから、温暖化は確実に進んでいます。
また今後は、降雪量が多い時期が現在の12月から1月ではなく1月半ば頃になっていくそうです。節分や立春の直前にドカ雪が降るようになるのでしょう?

ちなみに二十四節気で最初の節気、立春が2月3日になるのは124年ぶりだとか。そして今後しばらくは時々2月3日が立春という年が訪れるそうです。
東洋占いでは1年の始まりは立春からと考えます。そしてその前夜が、新旧の年を分ける節分。
私たちは災いを新年に持ち越さないために、節分に豆まきをしたり門口にヒイラギを飾ったりしてきましたよね。

そうやって災いを祓ったら、今度は新年に福をもたらす歳徳神を招きましょう。
短冊に「立春大吉日」と縦書きにしたお札を、門や玄関に貼るのです。あるいは恵方に向けて部屋の高いところに貼ってもOK。今年は南東が恵方です。
じつは「立春大吉日」という言葉は、意味がおめでたいだけでなく、五つの漢字そのものが縁起がよいとされる左右対称の鏡文字なのです。
このおまじないは1年有効、だからお札は来年の節分まで貼っておいてください。

豆まきとお札で万全の備えをしたら、あとは今求められているソーシャルディスタンスを守って、コロナ禍を1日も早く収束させられればと、心より願っています。
チャオチャオ! マークでした。


↑このお札の口急という字の上のスペースに「立春大吉日」と書いて祈願しましょう。

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