マイバースデイサロンというのは、Facebookの限定公開ページで、マイバースデイの愛読者だった方々が集まり、交流を深めるウェブ上のサロン。懐かしい記事の話題や、毎日の運勢、占いトピックスなどが掲載されていました。

私の担当は、「懐かしい記事の掲載とコメント」。その記事にサロンメンバーのコメントが付いた場合、そのレスをします。また、入会された方への挨拶も、私が行っていました。

一番悩んだのが、「どの記事がユーザーさんの心に響くか？」でした。
自宅にマイバースデイのバックナンバーが揃っているので、記事を撮影し、画像をアップするだけの作業でしたが、過去の記事が膨大なので悩みましたねー。いくら面白そうな記事でも、10ページを超える大特集の場合、２、３回に分けて投稿してみたり。それでも、写真撮影が下手な私ですから、「記事が読めない！」とお叱りを受けたこともありました。

そんな懐かし記事の投稿は、毎週火曜日の午前０時に設定しました。日付が変わる頃、読めるという次第です。

一番反響があったのは、やはりマイバースデイならではの占い記事でしたね。
特に、故・紅亜里先生、故・ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ先生の記事は人気がありました。たとえば、『愛の泉』、『大魔術カード』などです。
『愛の泉』とは、相性占いの奥義ともいえる占法で、自分と相手の金星の中間点から相性を読み解くというもの。当時の読者には、計算や解釈が難しかったのではないかしら。
また、『大魔術カード』は、カードのイラストが非常に緻密でカラフルでしたし、吉凶がハッキリ出るということで、やはり高い人気を誇っていました。実際のところ、マイバースデイサロンに投稿したら、かなりの反響をいただいた記憶が。
さらに、マドモアゼル・愛先生の前世やカルマをテーマにした記事も人気が高かったです。当時の読者には耳慣れなかった、「前世」「カルマ」という言葉。大人になった元読者のユーザーさんたちは、非常に懐かしがってくれました。

それから、占い以外の記事で、特に注目度が高かったのが、クッキングと手芸でしたね。「私も当時、このお菓子を作りました！」というコメントをいただき、私もそうだったので、大喜びでレスをしたものです。
手芸では、『12星座別ラッキーマスコット』という記事が大好評でした。獅子座のクイーンや蟹座の料理人など、星座のイメージをマスコットにした手芸企画。ちゃんと型紙もついていたんですよ。こういう丁寧な作りが、記事人気の高さに結びついたんでしょうね。

さて、10月末でフィナーレを迎えるマイバースデイサロンですが、いつの日かまた違った形でユーザーさん達との交流の場ができればいいな……と思っています。

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