というわけで、まずは下の2枚の写真を見てください↓↓
   
これらの写真は、ある日の編集スタッフの服装です。左の写真は5人中4人がパープルを着て出社。右の写真はボーダーinグレーで2人が出社! なぜ今日に限って、多くの服の中からこの色を選んだのでしょう。これはただの偶然? それとも必然?? そんな疑問を、専門家の津田秀樹先生に聞いてみたいと思います!

『色選び』の心理を徹底解明!

1 『色』の好き嫌いは、記憶と結びついている!
津田先生:まず、『色』を何となく好きだとか苦手だとか感じるのは、動物の本能に遺伝子的に組み込まれているからなんです。色と記憶はワリと結びつきやすく、何か強烈な出来事があった時その色が脳に焼きつきます。とくに小さい頃の記憶だったり忘れている記憶ほうが、自分の心の声が呼び起こされるんですね。

2 今の気分に一致する『色』を選ぶ!
津田先生:人間は【気分一致効果】といって、不一致を嫌がる性質があるのです。だから他人に対して、気分やテンションが同じ人と一緒に居ると心地良いと感じるし、違う人とは居心地悪く感じますよね。『色』に対しても同じで、気分が沈んでいる時は、暗めの色の服を着たくなるし、元気な気分の時は明るい色の服を着たくなるんです。本来は逆のものを選んだほうが中和されてバランスが良くなるけれど、なかなか難しいんですよね。

3 『気分』は『天気』とも一致する!
津田先生:2で述べた【気分一致効果】は、天気に対しても同じ。太陽の光がまぶしい天気の良い日には明るい色の服を着たくなるし、暗い雲に覆われた天気の悪い日には、落ちついた色を選ぶことが実証されています。これは太陽光線の量に大きく関係していて、選びたくなる服の色が、太陽の明るさや鮮やかさに比例するんですよ!

4 無理のないチョイスが心を落ち着かせる!
津田先生:服の色を選ぶ時、その時の天気や気分と一致しない色を選ぶと、とてもストレスを感じてしまいます。だから意識して服の色を変えることはないんです。思うがままに自分に合う色を選んだほうが心も落ち着くし、あなたらしさが引き立ちますよ。

何気なく選ぶ色っていうのは、実は今の自分に合う『色』だったんですね。無理して自分のカラーバリエを増やすことはない! 納得です!!
さて、次のテーマは『色』への挑戦! 「もっと元気になりたい」「大人っぽくなりたい」など気分を変えたいという人のために、『色』のパワーの利用術を紹介します!

『色』を着替えて、なりたい私になる!

『色』は、それぞれに印象があります。毎日似た色を着ていて飽き飽きしていたり、大事な勝負の日に何を着ていいかわからない、というあなた。津田先生が『色』の利用術を教えて下さいました! 以下↓の色から、その日の服の色を選んで、上手に自分をコーデしてみてくださいね。

ブラック … 「強くキリッと見せられる」

「黒」はもともと、闇の色で極端な不安を感じる色。あえてそれを選ぶということは、恐怖を克服する、つまり人間の本能的な面を抑えたい、という気持ちがあるんです。クールで知的に見せたい時に選ぶので、仕事関係の場は、黒い服が多いのだと思いますよ。

ホワイト … 「純粋さと強さをアピールできる」

「白」は純粋で、雪のように、ある意味全てを覆い隠せる力をもった強い色。ピュアさと同時に強さをアピールしたいという心理が働いた時に選ぶようです。男性が女性の白い服を好むのは、「幼さ」と「成熟」の両方のバランスがとれているからでしょうね。

ベージュ … 「自分らしく穏やかでいられる」

「ベージュ」は肌に1番近い色。ですから、自分らしさを大切にして過剰なアピールをしたくない時に選びやすい色です。他の色は一種のスパイスになるけれど、ベージュは何もしないに近い色なので、まぁ素材を生かす、日本料理みたいな感じですよね。

レッド   … 「頑張るパワーが高められる」

「赤」は当然、火の色、血の色であり、熟した色で、アドレナリン(興奮をもたらすホルモン)を分泌させるんです。だから自分を盛り立てよう、元気を出そうとする時に選びたくなります。あるカフェでは、内装を「赤」にしたところ、店の回転が良くなったらしいですよ。お客さんの活力があふれてジッとしていられなくなったんでしょうね(笑)

ピンク … 「内面の可愛さが引き立てられる」

「ピンク」は花や春、とか若々しくて甘くて幸せなイメージがありますよね。結局赤ちゃんの色に近く、「幼さ」の強調するので、誰もが可愛いと感じるのです。だから男女共に人気が高い色なんでしょうね。自分の中の「可愛いさ」を見せたい時に選びます。

イエロー … 「ありのままの自分に希望がもてる」

「イエロー」は太陽、麦、など自然の恵みや、希望の光を象徴するイメージです。「赤」のようにエネルギッシュではなく、ほのぼのと温かい元気を取り戻すことができるんです。ナチュラルで自然体の魅力を発揮したい時には、効果的かもしれませんね。

グリーン … 「誠実さと思いやりの気持ちが芽生える」

「グリーン」は自然の緑の色。見ているだけでストレスホルモンが減ると言われているくらい人を癒す効果があります。他人に対して誠実で、思いやれる人間でありたいと思う時に着るといいですね。ワリと攻撃的なビジネス社会ではあまり着ない色ですが、信頼や安心を生むので、ボランティア団体では使われやすい色なんですよ。

ブルー … 「大人っぽい雰囲気に見せられる」

「ブルー」は、海、空、地球など、もっとも一般的な環境色と言われています。感情を鎮静させる効果があるので、落ち着いた冷静なイメージがあるのです。冷静になりたい時やそう見られたい時に選ぶようです。水色の場合、晴れた空の色なので、そこに明るさが加わってくると思いますよ。

パープル … 「高貴なイメージを植えつけられる」

「パープル」はもともと、染料の配合が難しく、とても貴重な色とされてきました。そしてもう一方では情緒不安定で支配的、というイメージがあるので、二面性をもつ色なんです。だからどこか捕らえどころのない印象をもたれやすいため、エキセントリックで魔性な魅力が発揮できると思いますよ。

「外見」を変えると、「内面」も変わっていく!

津田先生:人が服を選ぶ時、自分の心理状態に合わせて服を選びますが、逆になりたい心理状態に合わせて服を選べば、気分は変えられます。それに服の色は、周りの人にも色の印象を与えます。人から見られる印象が変われば、その印象に近づけることができる、と証明されています。自分の内面を変えていくのは難しいかもしれませんが、外見を変えると、内面も変えていくことができますよ。だから、どんどん『色』を使って、自分のものにすればいいと思います。「たかが服の色」と思うかもしれませんが、実は、とても心理効果の高いものなんですよ!

服の色とココロの関係は、納得頂けましたか? あなたのココロの中は、カラフルな感情であふれています。クローゼットを開けた時の、その直感を信じてみてください。そうすれば、きっとあなたらしく毎日が輝き出すはずですよ☆