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-12/10更新-鏡リュウジ先生講演☆ 神秘のタロット物語

12月10日更新
1号限りの奇跡の復刊を果たした『大人になった少女たちへ! MyBirthday』はご覧いただけましたでしょうか? 去る11月24日、復刊を記念して読者イベント「『MyBirthday』からあなたへ 鏡リュウジの神秘のタロット物語と2013年の運勢」が行われました! 今回はその時の模様をレポートいたします!

イベントを開催したのはこちら
イベントが行われたのは、東京・霞ヶ関にあるプレスセンターホール。高い天井に豪華な絨毯、扉は観音開きでまるで結婚式場のような立派な会場です! テーブルの上には「火の星座」「地の星座」「風の星座」「水の星座」と書いたポールをスタンバイ。鏡先生とご相談して、エレメント別にご着席いただくことに☆ 鏡先生が占う12星座別の2013年の運勢のプレゼントすると、みなさん喜んで受け取ってくれました!

イベントスタート!&鏡リュウジ先生のご登場!
待ちに待った鏡先生の登場に、大きな拍手が湧き起こります! 優しくほほえみながら颯爽とご登場されるその姿はまさに星の王子様☆ 読者さんの熱い視線を集めながら、いよいよ鏡先生のお話がスタート!「今日のイベントは『同窓会』だと思っています。おそらく初対面の方が多いと思いますが、あえて同窓会と呼びたいのは、少女の頃にマイバースデイを読んでいて、今もロマンチックで神秘的なことに興味を持たれている。そういう意味で、この会場はひとつの同窓会として成立しているんだと思います。もしよかったら、帰る時に“今はこんなことをしているんですよ”とか、それぞれお話をしていただければ、素敵な思い出になるんじゃないかな」というお言葉に、みなさん、うんうんとうなずきます。なかには隣の席の方と目を合わせてほほえむ方も。とっても和やかな雰囲気です♪

そして、お話は鏡先生が“復刻されるのを心待ちにしていた”という復刊号の付録のタロットカードへ。ルネ先生監修、漫画家のまつざきあけみ先生によって描かれたこのタロットに、少年時代の鏡先生は夢中になっていたのだそう! 
そして、時を超えてこの復刻版を改めて見直したときに、目からウロコの発見があったというのです! それでは鏡先生のお話に耳を傾けてみましょう!

MyBirthday復刻版の付録「まつざきあけみのタロットカード78枚」

鏡先生「僕はこれまでにタロットの監修にいくつか関わってきましたが、新しくタロットの絵を作るのはとても難しいんです。なぜかというと、タロットの構図は500年の年月を経て完成されたものなので、構図自体の完成度が非常に高い。アーティストの方々はオリジナリティを出すために、自分の色を盛り込もうとしますが、盛り込み過ぎて構図が壊れてしまったり、または単純なコピーになってしまったり。構図をキープしながら、独創的かつユニークなものをつくる…これが非常に難しいところなんです。MB復刻版のまつざき先生のタロットを見ると、非常に高いクオリティを保ちながら、オリジナリティもすごくあって、そのバランスが絶妙なんです。ウェイト=スミス版(注1)をもとにつくられているのは確かですが、まつざき先生の大アルカナにはウェイト=スミス版にはない大きな特徴が表れていました

注1 ウェイト=スミス版…1910年にイギリスのオカルティスト、アーサー・エドワード・ウェイトが、パメラ・コールマン・スミスというイラストレーターを起用して出版したタロットの通称。ライダー社という出版社から発売されたことから、ライダー版とも呼ばれる。



 
鏡先生「ではみなさん、MB復刻版タロットの『隠者』のカードをご覧ください。マントをはおった年老いた人物が、ランプを手にして杖をついて歩いていくという構図です。一般的には、“自分ひとりの道を歩く”とか“自分自身の内面的な探求をする”という解釈がされています。この絵が非常にユニークなんです! この絵を覚えておいてくださいね!」

鏡先生「続いてご覧いただきたいのが、こちらの2枚。左側がウェイト=スミス版、右側がマルセイユ版の『隠者』のカードです。一見すると、まつざき先生の『隠者』とそんなに変わらないような気がしますね。向いている方向やポーズは違いますが、つけているモチーフはほぼ同じように見えますよね。アハ体験じゃないですけど(笑)、ひとつ大きな違いに気がつきましたか?」

注2 マルセイユ版…18世紀以降普及した木版画のスタンダードなタロットの総称

読者さん「翼がある!」

鏡先生「そうなんです! まつざき先生の隠者には翼がついていますね。僕は翼をつけている隠者なんて見たことがありません。実は、なにか参考にされたものはないか、編集部の方に聞いていただいたんです」

編集部「お電話で直接まつざき先生にうかがったんですけど、全然覚えていないそうです。描いてるときは夢中で何も意図せずに構図を描かれてしまう、とのことでした」

鏡先生「次にみなさんに見ていただきたいのが、15世紀に作られた現存する最古のタロットのひとつ、ヴィスコンティ版(注3)のカードです。このカードがつくられたときは『隠者』という名前でなく『時間』『時』というものでした。これも構図はほぼ同じですね。では、この人物が右手に持っているものをよーく見てみてください。先入観があるとランプかな?と思ってしまいますが……」

注3 ヴィスコンティ版…15世紀イタリアでミラノ公らが画家に描かせた現存する最古のタロット。


読者さん「砂時計!」

鏡先生「そうです、砂時計です! だからこそ『時間』という名前がついているんですね。このカードのモチーフとなっているのが、時の翁(おきな)・クロノスです。比較的新しいクロノスの彫刻があるので、ご覧いただきましょう」
鏡先生「老人が右手に砂時計を持ち、左手には鎌を持っています。そして……翼がついていますね。時の翁のイメージの多くは、翼がついているんですよ」

読者さん「ほんとだ〜!」

鏡先生「当時はこういう情報がほとんどありませんでしたから、このことを知って描かれた可能性はおそらくないでしょう。もしかしたらまつざき先生は、どこからかふっと湧き上がってくるインスピレーションで、翼をつけられたのではないかなと思います。単なる偶然ではなく、歴史の中にある目には見えない水流に触れられ、タロットの伝統が新しい命として蘇ってきたという気がしてなりません。他の大アルカナの中にも同じような現象が起きています」


鏡先生「これはMB復刻版タロットの『STRENGTH』、『力』を表すカードです。人物がライオンを手なづけているような姿が描かれています。これを目に焼きつけておいてください」

鏡先生「さて、こちらはウェイト=スミス版の『力』です。『力』といってもマッチョな力ではなく、優しい力で荒々しいパワーをコントロールするという解釈ができますね。先ほど見た『力』のカードとの大きな違いに気づきましたか? 
服装の違いはありますが、
まつざき先生は人物を男性として描かれていますが、ウェイト=スミス版は……女性ですね。続いてマルセイユ版の『力』のカードを見てみましょう」

鏡先生「マルセイユ版の『力』も女性が描かれていますね。ウェイト=スミス版とマルセイユ版の大元となっているのは、旧約聖書に出てくるサムソンとデリラの物語だという説が有力です。サムソンは素手でライオンを倒し、ライオンの口を引き裂くことができる怪力の男。その怪力の源は長い髪の毛にあるのですが、奥さんのデリラに髪の毛を切られ力が出なくなってしまう…というお話です。ライオンの顎を引き裂こうとしているサムソンは、しばしば長髪で描かれるのですが、サムソンの長い髪の毛が、見ようによっては女性に見えてしまうんです。おそらくタロットカードがコピーされるうちに、男性から女性に変わっていったのではないかと現代では解釈されています」

鏡先生「続いてヴィスコンティ版の『力』を見てみると……全然違いますね。男性がこん棒を持って、ライオンをたたきのめしています。一般的に、この男性は英雄・ヘラクレスではないかと言われています。伝統的な『力』を表す寓意は2種類あり、そのひとつがヘラクレス、そしてもうひとつがミネルヴァという知恵の女神だと言われています」

鏡先生「改めてこの4枚を見返してみましょう。まつざき先生の絵はウェイト=スミス版、マルセイユ版のイメージをつかいながら、なぜかタロットの水脈のなかにあるサムソンとデリラやヘラクレスのイメージがまぎれ込んでいるように感じませんか? これまでにはないまったく新しい『力』が誕生しています!」



鏡先生「まずはマルセイユ版とウェイト=スミス版の『太陽』をご覧ください。マルセイユ版は太陽の下に2人の子供がいます。ウェイト=スミス版では子供が馬に乗り、その後ろにある太陽が植物や子供を強い光で照らしている様子が描かれています」

鏡先生「そしてまつざき先生の『太陽』はというと、聖母マリアのような女性が赤ちゃんを抱いているという、まったく解釈の違うものになっているんです。これは世界的にも例がありません。これは…僕の勝手な解釈ですが、日本の太陽神であるアマテラスを無意識的にイメージされるという、日本ならではの感性のもとに描かれたのではないかと思うのです。
……こうして3枚のカードを見てきましたが、復刊号の付録のタロットは、タロットの大きな可能性を示す価値とパワーが眠っていると思えてなりません。「きれい!」というだけでもいいのですが、それ以上のものがあることを感じていただけて、このカードを大切にしていただけたらいいなと思います。僕も大切にしていきます」


鏡先生「最後に、このタロットカードをつかって遊んでみたいと思います。ここに来ているみなさんにとって2013年がどんな年になるか、タロットにおうかがいを立ててみましょう! 普通だったら僕がここで1枚引くのですが、今日は抽選で選ばれて来てくださったみなさんに選んでいただきたいのです。カードをふたつの山にわけていくので、インスピレーションを感じるほうに挙手していただき、最終的な1枚を決めたいと思います。ここにいるみなさん全員の意思で、この場の力によってカードが選ばれることになりますよ。
覚悟してください! 死神も悪魔も塔も入っています。みなさん責任重大ですよ(笑)」



こうして、会場全体の意思で1枚のカードが選ばれました。いよいよカードが発表されるとき、“どうかいいカードが出ますように!”と全員で強く願います。

鏡先生「それでは発表します!………みなさん素晴らしい! 僕はいじっていないし、メンタリズムもなしです(笑)。
『恋人』のカードが出ました!!
 

会場からは歓声が上がり、自然と拍手が湧き起こります!
 
鏡先生大人になった少女たちにピッタリのカードですね。シングルの方は素敵な恋ができるかもしれませんね。既婚者の方やカップルの方は、本当に自分が好きなものや、どきどきしたりワクワクしたりするものとの出会いが待っているんじゃないかな。ここに来てくださったみなさんに、愛の天使が舞い降りるような、そういう1年になると思います」

そして最後に編集部から閉会のご挨拶をさせていただき、全員で集合写真をパチリ☆ そして、会場を後にするお客様の中には、お話をされたり、連絡先を交換している方々もいらっしゃいました。それを鏡先生にご報告すると「わぁ、またここから新しい輪が生まれるなんて素敵ですね」とニコニコ顔♪ 最後は、本当に同窓会のような雰囲気になりました。お越しいただいたみなさん、このレポートに最後までおつき合いいただいたみなさん、ありがとうございました☆ そしてタロットを持っている方は、ぜひ手にとって、絵柄をじっくりご覧になってくださいね。



お話・鏡リュウジ先生
profile●1968年、京都生まれ。国際基督教大学大学院修士課程修了。同大学院博士課程前期終了。平安女学院大学客員教授、京都文教大学客員教授。心理占星術研究家、翻訳家、英国占星術協会会員。イギリスの心理占星術を日本に紹介し、幅広い層から圧倒的な支持を受ける。占星術や占いがもつ従来のイメージを一新し、ポピュラーなものからアカデミックなものまで、幅広いメディアでジャンルを超えた活動を展開中。公式サイトhttp://ryuji.tv/






(担当:はるなっつ)

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