トゲのあるバラが恋活の強い味方に

バレンタインを前に、一瞬、強力な冬型の気圧配置がゆるんで、ちょっと春の訪れを感じさせてくれました。

我が家の庭先にも、春を知らせるように、メジロの群れが訪れて始めています。

このメジロ、身体がうぐいす色をしているので、ウグイスと誤解する方もいらっしゃるのですが……。
本当のウグイスはもう少し暖かくなってから訪れ、スズメよりも小ぶりで茶色の、ほっそりとした鳥だということを、僕も最近になって知りました。

恋活女子の皆さんが、バレンタインデーの準備に忙しくなる2月初旬以降、オスのウグイスの求愛のさえずりが聞かれるようになります。
「春告げ鳥」ならぬバレンタインの「恋告げ鳥」と言っていいかも。

さて、大好きな彼にどんなプレゼントを贈ると喜ばれるかは、「マークのワケあり恋愛鑑定」など、説話社提供の占いサイトをご覧いただけたらと思います。
ここでは、せっかく心を込めて用意したバレンタインプレゼントを、周りの視線やライバルに邪魔されず、しっかりと渡せるためのおまじないをお教えしましょう。

それは、大好きな彼に贈るプレゼントをラッピングするとき、リボンの結び目に、つぼみのバラをひと枝差す、というものです。
その枝には、トゲをひとつ残しておきます。

バラのトゲには邪気や悪魔を祓い、秘密を守り、裏切りを防ぐ魔力が宿っていると言われます。
また、バラのつぼみには、相手の心に愛や希望を宿らせ、未来を開く働きがあるのです。

だからプレゼントにトゲのある枝についたバラのつぼみを添えておけば、邪魔が入らず、悪い噂が立つこともないのです。
そのうえ、プレゼントを受け取ってくれた彼の心を開き、愛情を宿らせますから、二人の仲を未来へと繋いでくれるというわけです。

もし、あなたに対する周囲の勝手な評判を彼が聞いているのではないか、そのために避けられてしまうのではないかと不安になって、バレンタインの贈り物をどうしようかと迷うときは――

バレンタインデーの数日前から、彼の姿を遠目で見ながら、

「バラの花、トゲのあるのも知らずして」

という呪文を心の中で何回も唱えるのです。
そして彼と視線が合ったら、明るい笑顔で会釈しましょう。

この呪文は、あなたに対する誤解を解く言葉です。
これで大好きな彼にプレゼントを渡すお膳立てはできました。
あとはあなたの決断と行動しだいです。
後悔しないためにも、バレンタインの恋活を頑張ってくださいね!

それでは今月も、あなたに幸せがいっぱい訪れますように、
ハッピーバレンタイン!

チャオチャオ、
マークでした。