今回は、あなたのお願い事をサポートしてくれる“アミュレット”を紹介します。ちっちゃくてかわいいアミュレットをつくって、あなたもラッキーな手芸乙女なってみませんか? 手ほどきはもちろん、おまじない博士のマークさんですよ!

しあわせを運んでくれるアミュレットのおはなし
こんにちは! マークだよ。これから、みんなのお願いを叶えてくれる“アミュレット”について話をするね。“アミュレット”…って言葉、みんなは聞いたことある? カンタンに言うと“お守り”という意味で、トラブルから身を守ってくれるものなんだ。ただ、悪いことから自分を守るだけじゃしあわせはやってこないから、ちょっとおまじないを加えてみるわけ。これで、う~んとお願い事が叶う力が強まるはずだよ。そして、おまじないグッズは手作りをするのがいちばん! せっせせっせと手を動かしてつくったアミュレットは、労力をかけたぶん、願いを叶えるチカラがパワーアップ!

お願い事:恋人ができますように♥
恋を実らせるいちごアミュレット

おまじないのヒミツ
早く恋人が欲しいなァ…なんて思ってるキミには、いちごのアミュレットが必要なんじゃないかな。ワイルドストロベリーを育てると恋人ができて結婚できるという伝説があるように、いちごは恋を実らせる魔法のフルーツ。でも、ただのいちごじゃつまらないから、おちゃめな表情をつけてごらん。つくっているときに、気分がフーッと高揚してきたら、早くも効き目が表れてきた証拠。近いうちにキミに恋人ができるしるしだと思っていいよ!
★アミュレットの作り方★
いちごのアミュレットを作りながら基本を覚えていきましょう。
用意するもの
フェルト(赤、緑)、リボン(白)、黒ビーズ、25番刺繍糸(緑、赤、ピンク、白、黒)、わた、ストラップ
使う道具
縫い針、糸切りばさみ、布切りばさみ、えんぴつ
①フェルトを裁つ

まずは型紙を作ります。上の写真を印刷し、はさみで切り取ってください。切り取った型紙をフェルトの上におき、鉛筆をつかって書き写します。(濃い色のフェルトを使う場合は、色えんぴつを使うと◎)
②ヘタの部分をつくる

25番刺繍糸は6本取りになっているので、そこから2本引き抜いて縫い糸を準備します。次にフェルトを2枚合わせブランケットステッチでまわりをとじていきます。わたの入れ口残し、そこからわたを入れます。
ブランケットステッチの縫い方

①内側から針を出し、玉結びを内側に隠す②針を上から下に刺す③針の後ろに糸をかけ、針を引き抜く④②~③を繰り返す
③まわりをとじ、玉留めの処理をする

まわりをすべてとじたら玉留めをし、写真のように針を反対側に通して糸を切ります。こうすることで、中につめたわたで糸が止まり、ほどけなくなります。
④いちごの実の部分を作る

続いて、顔の表情をつくっていきます。黒ビーズで目を縫いつけたら、白の刺繍糸で口、ピンクの刺繍糸でほっぺたを刺繍します。
⑤二つ折りにしたリボンと一緒にまわりをとじる

フェルトを2枚合わせ、フェルトの間に二つ折りにしたリボンをはさみます。これがストラップやキーホルダーの通し穴となります。まわりをブランケットステッチでとじ、わたをつめましょう。リボンの部分は、ブランケットステッチができないので、なみ縫いで縫ってください。
⑥ヘタと実を合わせる

ヘタと実をなみ縫いで縫い合わせたら完成です。
お願い事:試験に合格しますように!!
不苦労(ふくろう)アミュレット

おまじないのヒミツ
試験を控えて頑張って勉強しているキミ。絶対試験に合格したい…!ってときは、“学問の神様”と言われているふくろうのアミュレットを作ってみない? 試験勉強をするときや、受験をするときは、このふくろうをそば に置いてごらん。おとぼけな表情のふくろうを見ていると、不思議と心が落ち着いて実力を発揮できるはずだよ。日本では、ふくろうは福を呼ぶ鳥とされてい て、当て字にすると「不苦労=苦労しない」とか「福来朗=福が来る」となる縁起のいい動物なんだよ。
用意するもの
フェルト(白、黄、ブルー)、リボン(白)、黒ビーズ、25番刺繍糸(白、黒)、わた、ストラップ
型紙

作り方のポイント

鼻、目の白い部は布用ボンドではりつけます。

ふくろうの足は白いフェルトの間にはさんで縫います。白いフェルトのボディが完成したら、ブルーのフェルトを布用ボンドではりつけてください。

お願い事:彼にいいことがいっぱいありますように!!
だるまさんアミュレット

おまじないのヒミツ
好きな人ができると、「彼が大事な場面でいい結果を残せますよ~に」そして「病気なんかしませんよ~に」…とお願いしたくなっちゃうね。そんなキミの祈りが通じるように、りりしい表情のだるまさんをつくって、こっそり持っておこう。だるまは、多くの失敗にもめげずに何度も立ち上がるという不屈の精神の象徴。彼が活躍している姿を想像しながら縫ってくれよな! 上がりまゆげで立派なひげをつけるとカッコいいぞ。もっと効果を強めたいときは、わたといっしょに、こっそり“彼の写真”を入れておけば、だるまさんが彼を守ってくれるからね。
用意するもの
フェルト(赤、ベージュ)、リボン(白)、黒ビーズ、25番刺繍糸(黒、赤)、わた、ストラップ
型紙

作り方のポイント

顔の部分によって、刺繍糸の本数を変えましょう。眉毛と口は2本取り、ひげは4本取りで刺繍しています。だるまの顔が出来たら、胴体に布用ボンドではりつけましょう。

お願い事:自分を変えたい!!
pyon pyonうさぎのアミュレット

おまじないのヒミツ
2013年がはじまったけど、今年の目標はもう立てたかな?  「今年は○○を頑張るぞ~っ!!」「自分を変えたい!!」と思っているキミにうさぎのアミュレットを教えよう。ぴょんぴょんと野山を駈けるうさぎは、その跳躍力から運気上昇をあらわすラッキーアニマル。フェルトの色は、神のご加護を表す白を絶対につかってね。このうさぎさん、「ホラホラ、こっちこっ ち!」ってな感じでキミを新しい世界に連れ出してくれそうでしょ♪
用意するもの
フェルト(白、ピンク)、リボン(白)、赤ビーズ、25番刺繍糸(白、赤)、わた、ストラップ
型紙
作り方のポイント

胴体を縫うときは、ピンクの点で記した手足部分はなみ縫いで、それ以外はブランケットステッチで縫っていきましょう。また、手足は型紙よりもやや長めに裁っておくと、縫い合わせるときにずれません。

お願い事:トラブルを遠ざけたい!
魔除けネコのアミュレット

おまじないのヒミツ
どんな悪いことからもキミを守ってくれる、万能タイプのアミュレットがこの“黒ネコ”。魔法使いの世界では、ネコはもともと魔除けのチカラがあると考えられている聖なる動物。よくネコって、なにもないところをじっと見つめているいようなことがあるだろう? あれは人に見えない悪いものをみすえて追い払ってくれているんだよ。特に黒ネコは悪いものをつつみこみ、不吉なものを追い払うとされているんだ。この黒ネコに、精神の高まりや闘志を表す赤色のリボンをつけてあげれば、効果はバツグン! 
用意するもの
フェルト(黒、赤)、リボン(白)、白ビーズ、25番刺繍糸(黒、白)、わた、ストラップ
型紙

作り方のポイント

わたを入れるときは、しっぽのほうから入れましょう。しっぽが細すぎると、わたが入りにくくなるのでフェルトを裁つときに気をつけてください。

アミュレットをつくったら
お願いが叶うかどうかは“念”のこめようにかかっているんだ。おまじないパワーはお願いする心が生み出すものだから、手のひらにアミュレットをギュッと握りしめ「これをお守りにするから○○を叶えて!」と念をこめれば心の波動が宿って、強力なお守りに変化してくれる。できあがったアミュレットは、カバンやポーチにつけていつもキミのそばにおいておこうね。

今回つくったアミュレットを編集部に持ち帰ると「わ~可愛いね~!」と大歓声が☆ どこか懐かしさを感じる形と無邪気なかわいさが、キュンとくるんですよね。ちなみに、編集部で人気だったのは、ふくろうのアミュレット。「80年代っぽくていい味が出てる~」と大好評でしたよ。気になるアミュレットを見つけたら、ぜひつくってみてくださいね^^ 

アミュレット製作/松岡美由紀
参考:『あそべるつかえる フェルトのマスコット』(日本ヴォーグ社)