空は青く、海はキラキラと光り、自然も人も生きる力に満ちあふれているハワイ。ハワイを訪れた人はみんな、「気持ちいい」「癒される」「また来たい!」と口を揃えて言うけど、それはどうして? 
ハワイの大人気ヒーラー・朱実カウラオヒさんに、ハワイアンスピリットについてお話をうかがいました!!

ハワイのオアフ島に20年近く暮らし、ヒーラーとして活躍されている朱実カウラオヒさん。ハワイを知り尽くした朱実カウラオヒさんにハワイの魅力をうかがうと
「ハワイの良さは気候や自然だけじゃないのよ~! ハワイアン(ハワイに住んでいる人のこと)たちの“ハワイアンスピリット”が、その素晴らしさを形作っているんですよ」
という言葉が返ってきました。
そこでハワイアンがどん人々なのか聞いてみると、「道ですれ違った人にも『アロハ~!』とフレンドリーに声をかけちゃうくらい陽気で、誰かが困っていたら親切に手を貸そうとする優しさに満ちているのよ。そしてみんなニコニコしているわね♪」というお答えが。
どんなことがあっても笑っていられるハワイアンって、なんて幸せなのでしょう。
そんなハワイアンのように心を充実させるにはどうしたらいいの?
というわけで、ハワイアンスピリットを心に宿すべく、ハワイの叡智を教えていただきました。

朱実カウラオヒさん「ハワイの人々はみんな、『今』を大切に『今日が楽しければいい』をモットーに生きているのよ。それは、「フナ(生きる知恵)の教え」という古代ハワイアンの知恵や哲学が今でも根付いているから。この教えは、現代を生きる私たちにも役立てることができるはずですよ」

IKE(イケ)あ~よかった!
起きたことはすべてポジティブに受け止めることで、幸運を引き寄せることができますよ。たとえば友達にドタキャンされても「疲れがたまっていたし、家でゆっくりできる!」と、よかったところを探してみましょう。これが自然にできるようになったら、あなたの世界が明るくきらめくはずよ!
KALA(カラ)自分を信じているの
「私にはムリ」「できっこない」……そんなことを言ってちゃダメですよ。思い通りの結果にならなくたってかまわないわ。何かをやろうと行動を起こせば、あなたはいろいろ努力するだろうし、その過程でさまざまな学びもあるはず。自分に制限を設けないで、己を信じて次の一歩を踏み出しましょう。
MAKIA(マキア)あんな風になりたい!
目標があるとないのでは、同じ時間を過ごしていても大きな差が生まれるもの。「憧れの人」でもいいし、「3ヵ月後の自分」でもOK。なりたい自分を具体的にイメージして、それを実現させるためにエネルギーを注いでみてね。自分がやりたいことに意識を集中させてパワーを出せば、実現する確率はぐんと高くなりますよ。
MANAWA(マナワ)大切なのは今
過去を悔やんでも、未来を心配しても、あなたが存在する“今”が豊かになることはありません。起きてしまったことは潔く忘れて、とにかく今をただ頑張ればいいのよ。その都度その都度、その場で一生懸命になってね。今、この瞬間こそが、あなたにとってすべてであることに気づいてね。
ALOHA(アロハ)そうなんだ~
「アロハ」は親切、調和、思いやり、謙虚、忍耐を表すハワイの基本スピリット。これはどれも、人と接するときに欠かせないものばかり。「そうなんだ~」という言葉には、あるがままを受け入れるという意味があるの。自分と考え方の違う人も否定せず、独りよがりにならずに協調して生きていきましょう。
MANA(マナ)自分がいちばん大事
自分が不幸なのに誰を幸せにできると思う?  まず自分が幸せになって、自分から溢れる優しさや強さがないとね。これはエゴではないのよ。本当に周りの人が豊かになって欲しいと願うなら、自分を愛し、大事にしていきましょう。
PONO(ポノ)本当にこれ?
努力をしているのに結果がともなわないときは、「自分はこの道を進んでいいのか?」と問いかけてみて。効果の出ないものを一生懸命やっていても仕方ありません。自分が向いていることは何なのか、それを自分自身で考えて答えを出してみてね。

フナの教えと並んで、ハワイアンがとても大切にしている「マナ」。日本語に訳すと「気力」や「愛情」「生命力」という意味合いの言葉になります。ハワイアンは「ものみなすべてにマナが宿る」と考えていて、ハワイの美しい自然にもハワイアンの心にも「マナ」があふれているとされているのだそう。この「マナ」の心を育て、多少の困難でもへこたれることのない強くしなやかな女性になりましょう!

「いい気を持った人とつき合う!」
マナを増やす方法のひとつに「いい気を持った人とつき合う」というものがあります。一緒にいて楽しいひと、疲れない人とつき合いましょうね。「次もまた会いたいな」と思える人との交際は大事にしていきましょう。逆に一緒にいると疲れる人や、どことなくつらそうで愚痴ってばかりの人とはしょっちゅう会いたいと思えないわよね。そういう人とは無理して一緒にいないで、離れてしまっていいのです。
「自然に出かける」
大自然のエネルギーは、私たちの心を解きほぐし癒す力が秘められています。自然豊かな場所に出かけたり、温泉に入るのもおすすめですよ。
「人のせいにしない」
「こんなことになったのは○○さんのせい」と、責任を人に押しつけているとマナがどんどん減っていきますよ。思うようにいかないことがあっても「これって、私が○○したからかも」と責任を自分に戻して検証してみてくださいね。「あ、これ人のせいにしてる」と気づいたら素早くその考えをキャンセルしましょう。
「愚痴や嫉妬、悪口を言わない」
愚痴や嫉妬などを言えば、あなた自身のオーラを傷つけ、マナを減らします。こうしたマイナスの感情は、本来他人へ飛ばしてはいけないもの。他人にマイナスの感情を放てば、自分自身にマイナスの感情が返ってきてしまいますよ。

朱実カウラオヒさん「わたしたち日本人が持っている平和を愛する心や協調性、譲り合いの精神というのは、ハワイアンの根底にも流れているんです。魂レベルでは、日本人とハワイアンってすごく似ているんですよ。ただ、まったく違うところがあって、それが貯蓄なんです。日本の方は、みなさん一生懸命貯蓄をして、先々のことをきちんと考える人が多いでしょう? でもハワイアンはケセラセラで『今日を楽しもう』という人がすごく多いんです。ハワイアンの人と結婚した日本人の友達は『明日食べるお金もお米もないのに、人を呼んで飲めや歌えやの大騒ぎをしているのよ!!』ってカリカリしてしました。でも、ハワイアンの人は『なぜいけないの?今日を楽しまなくてどうするの?』って言うんですよね。

他にも、ハワイの独立記念日には一般の人も花火を打ち上げていいんだけど、ハワイアンは1~2ヵ月分のお給料を花火につぎこんじゃうの。日本人だったら、お給料が20万円だとして、40万円の花火は買わないわよね(笑)。こういう話をあちこちから聞くんですよ」
日本人にはない感覚ですね。でもどうしてそんなお金の遣い方ができるんですか?

朱実カウラオヒさん「なぜかと言うとハワイはとっても温暖な気候でしょ? 山に行けばバナナから木の実まで採れるし、海に行けば海藻や魚、貝だって獲れちゃう。だから飢え死にしたり寒さに震えるということがないのよね。先々を心配することがないという感覚がDNAに刻み込まれているから、貯蓄をしなくても不安じゃないのでしょうね」

地震などの災害が多い日本とは事情が違うけど、ハワイアンの「今日を楽しもう」という考え方は見習いたいですね。日本人の真面目さや忍耐力に加えて、今日を楽しむ余裕が生まれたら毎日はもっと楽しくなりそう!
朱実カウラオヒさん「お金がたっぷりなくても、悩みが尽きなくても、今をしっかり生きている人の人生は、それだけで大成功です。これを読んでいる方にもそうなってもらいたいから、ぜひともハワイ魂を取り入れてくださいね。そして、海外旅行に行く機会があったらぜひハワイにいらしてください。ハワイがなぜこれほど人を引きつけるのか、きっと気づくはずですよ」

いかがでしたか?
今回教えていただいた「フナの教え」には生きる上でのヒントが凝縮されていたと思います。ネガティブな気持ちに包まれたとき、ぜひ読み返してくださいね。
あなたもハワイ魂を心に宿して、今を楽しく生きてみませんか?