今年もあと少し。クリスマス、大晦日…と年末のイベントが続きます。クリスマスは、イエス・キリストの誕生日ではないという学説があるのをご存知ですか? さまざまな文献等から類推すると、キリストは夏もしくは秋に生まれたのだとか。
さて、その昔、キリスト教が勢力を伸ばしていく作戦として、在来の宗教を取り込んでいきました。そのひとつに古代ローマで栄えたミトラ教があったのですが、ミトラ教では冬至が1年の区切り。そこでキリストの誕生日と冬至をひとつの宗教行事としてまとめてしまえば、ミトラ教徒をキリスト教に改宗できる! …そんな経緯からキリストの誕生日は12月25日となったのだそうです。
それはともかく、私たち普通の日本人にとって、クリスマスは暮れの楽しいイベントです。そして食べるのはチキン!
というわけで、年末のクリスマスには、ぜひローズマリーを使ったチキンを召しあがれ。

〈材料〉2人分
チキンレッグ(鶏の骨付きもも肉) 2本、ローズマリー 4枝、塩 小さじ4、コショウ 少々、ジャガイモ 中2コ、油 大さじ1、
〈作り方〉
1.チキンレッグに塩コショウをし、ローズマリー2枝の葉をちぎって鶏にまぶす。
2.チキンレッグに味をしみ込ませる間、大きめのひと口大に切ったジャガイモを電子レンジにかけ、固めに火を通す。
3.フライパンに油を引き、チキンレッグの皮を下にして中火で3~5分焼く。
4.皮がきつね色に焼けたらひっくり返し、ジャガイモを入れてフタをし、弱火で10分焼く。

※時間に余裕があるなら、塩コショウしたチキンレッグは30分以上置いて。しっかりと中まで味がつきます。
※焼き時間はチキンレッグの大きさによって調節してくださいね。
チキンには愛を届ける力が潜んでいます。人の心を愛で満たしてくれる食材です。また、ローズマリーにも愛のパワーが潜むうえ、守護パワーも隠されています。
付け合わせにつかうジャガイモもまた、悪意のある存在から身を守ってくれるもの。ローズマリーで香りづけしたチキンをいただけば、私たちはもっともっと守られ、やさしい気持ちになれるはず。