乾物や干物は天日干しして、つまり太陽の熱によってできあがります。
太陽は、万物の命の源であり、私たちを邪悪なものから守ってくれる存在。その太陽のパワーがぎっしり詰まっているのです。たとえば干しシイタケ、魚の干物、みんなそうですね。
今回、使うのは、干し大根。大根のように白い食べ物には、浄化パワーがありますが、天日に干すと、浄化プラス守護パワーが生まれます。太陽のエネルギーによって、守護の力が誕生するわけですね。
このレシピでは干しエビを使いますが、これも干し大根と同じく、太陽エネルギーが詰まった食材。卵は、邪悪なものを払う力を持っています。古来、それこそ1万年以上も前から卵のパワーによって人類は守られてきたといっても過言ではありません。インドでははるか昔から今に至るまで家を建てるときには卵をお守りとしているとか。
というわけで、守護パワーが二重三重にもなったレシピです。

〈材料〉
干し大根（切干大根ではなく、割り干し大根がベター）…30グラム、干しエビ（中華料理に使うもの）…5－10グラム、卵…1コ、油…少々、塩・コショウ…適宜、
〈作り方〉
1．干し大根、干しエビはぬるま湯に30分ほどひたして戻しておく（大根が大きかったら、3センチくらいに切っておく）。
2．フライパンに油を熱し、溶き卵を半熟くらいに炒める。
3．再度フライパンに油を熱し、1を炒め、火が通ったところで2を加え、塩コショウで味をつける。たったこれだけの簡単レシピです。

私マリィはこのレシピを台湾出身の女性から教えてもらいました。台湾では朝ご飯にこれを食べることが多かったとか。彼女はいつもパワフルで、前向き。ひょっとしたらこの炒め物の効果!?


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