自分の想いと相手の思いに温度差はありませんか?

合コンに行ったり、婚活サイトに登録したり、いろいろな手段を使い、やっと出来た彼。
頑張ったかいもあり、初めてのデートにこぎつけた。
昼間に会う約束をしたので、ランチして、買い物に行って、お茶して、バイバイ。
すごく話も弾み、楽しくて、気が合う彼が見つかって良かった!!とウキウキの彼女。
バイバイの前に次に会う約束までこぎつけ、彼女の心はまさしくバラ色。

次は、飲みに行く約束しちゃった。ウフッと……。
夜だし、飲みに行って、少しいい感じになってハグはなくても手ぐらい握ってくれるかな?と、彼女の中に広がる妄想。

そして、その楽しみな夜が来た。
ちょっと洒落た居酒屋で、楽しく飲んで話して……、アルコールもまわりほろ酔い気分。潤んだ瞳で彼を見つめ、このまま彼の胸にしなだれかかりたい。そんな気分の彼女。
「そろそろ出ようか・・・」
彼の言葉に、思わず高鳴る鼓動。会計を済ませ、店の外に出る。
黙ったまま肩を並べ歩き出す。駅に向かう途中、彼の足が止まった。いよいよか…と、思った瞬間、彼が言った。「何線に乗るの?」「えっ!?」と、思った彼女だったが「○○線」と、条件反射のように答えていた。「気をつけて帰ってね。」とやさしく言う彼を見て、「ありがとう。」と言いつつも、「あーちょっと、期待してたのに~。何もなかったぁ~。」
まぁ、でも会ってまだ2回目だし。仕方ないか。と、自分を納得させていた。
その後も彼とのデートを繰り返したが、相変わらず何もない。そう、彼は手も握らないのだった。

もしかしたら、私のことなんか本当は好きではないのかも…。

彼女は決心した。

彼女は、自分の家に彼を呼んだのだった。
何回もデートしているのに、何で何もないのか…。
私のことは、嫌いなんじゃないか…。
彼女は実力行使に出た。
彼は彼女の要望に応じてくれた。

彼女は、ホッとした。
これで、彼と本当の恋人どうしになれたと実感したのだった。
しかし、それからが問題だった。

あれほど、飲みに行って、楽しく話をして、これほどまでに気が合う人はいない。と思っていた彼からピタリと連絡が来なくなってしまったのだ。毎日、来ていた電話も来なくなり、ラインをしても既読もつかない。電話にも出ないし、もちろん折り返しかかって来るなんてことはなかった。

一体、どうしてしまったのだろうか…

彼女は、どうして彼から連絡が来なくなってしまったのか、皆目、見当もつかない様子だった。

彼は、とても慎重なタイプで、友達関係を十分に経ないと、彼女というポジションに女性を座らせることをしなかった。
友達関係を構築し、その関係を深め、本当に理解し合える。信頼し合える。そう自信を持った時に彼女と恋人どうしになろうと決めていた。

それなのに彼女は、自分の想いだけを優先し、彼の気持ちを全然、考えなかったということになる。彼にすれば、自分の気持ちだけを優先する彼女に嫌気がさしてしまったのだ。
彼女は、自分の事など好きではないんじゃないかと考えていたが、毎日、好きでもない人に電話をする人はまずはいない。
ちょっと、落ちついて考えてみればわかりそうなものなのに。

彼女は彼女で彼を想っていたが、彼も彼で彼女を思っていた。
ただ、想いと思いの間での温度差や価値観の違いが大き過ぎた。

自分の気持ちを優先するのは絶対にダメとは言わないが、相手の価値観や思いも汲みとってあげられる心の余裕を持ってもらいたい。
彼の気持ちがわからない。
そんな時、占いに頼ってみるのも一考だと思う。