今年の夢よ、天高く舞い上がれ!

明けましておめでとうございます。
みなさん、どんなお正月をお迎えでしょうか?

私が子供の頃は、大晦日には必ず家族で「紅白歌合戦」を見ました。
そしてお風呂に入り、旧年中の垢を落としたら、テレビで今度は「ゆく年、くる年」を見ながら年越しそばを食べます。
そうしているうちに、遠くから除夜の鐘が聞こえてきます。
百八つの鐘の音を聞き終えたら、町はずれの神社へ初詣に出かけるのです。

そのまま寝ずに家で初日の出のご来光を拝み、若やぎ水(若水)を汲んでお雑煮を食べて、ようやく布団に入ります。

二日は書き初め。
母が書道の師範だったのですが、毎年、同じ「永」の字を三枚書かされました。
半紙いっぱいに大きく一文字書くのです。
一枚目を書き終えたら脇に名前を書きながら、健康・長寿を願います。
二枚目では富と幸せを、三枚目では勤勉と努力が長続きするように、それぞれ願をかけました。

半紙に書いた「永」という文字には、「永字八法」という書道で習う八種類の筆遣いがすべて備わっているそうです。
そのことから母は、お習字がうまくなりますようにという願いと、物事が末永く続くという縁起担ぎの意味も込めて、この文字を書き初めの字に選んでいたようです。

書き終えたら、その半紙は神棚に供え、正月が終わったら松飾りとともにどんと焼きの炎で燃やします。
どんと焼きで焼かれた半紙の灰が、炎にあおられて空高く舞い上がるほど、書き初めに込めた願いが叶うのだそうです。

書き初めで、今年の夢を半紙に墨で書いてみませんか? そしてその半紙をどんと焼きに持って行きます。
燃えた半紙の灰が空高く昇れば、その願いはきっと叶うはずですよ。

それでは今年も、みんなで一緒に幸せになりましょう。
心からお祈りしています。
チャオチャオ! マークでした。


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