その答えのひとつは「大人の色気」を持つ女性!

“大人の色気を持つ女性”とは?

いったいどういうことなのか? どうしたら「大人の色気を持つ女性」になれるのか? エミール先生のお話をご紹介したいと思います!

エミール先生:昔ね、「夏に涼しく見えたら一流だよ」って言われたことがあったの。

夏に涼しく見える? 暑い夏に涼しく……難しいですね…。

エミール先生:難しいでしょう? 「冬に温かそうに」はわりとできるんですって。でも「夏に涼しげ」というのはビジュアル的にはなかなか難しいわよね。だから私も「どうすればいいんですか?」ってその人に聞いたら、「まとめること」って。

まとめること?

エミール先生:そう。ヘアスタイルであっても、お洋服であっても、なるべく内側に向けて小さく見せることなんですって。

そうおっしゃったその日のエミール先生のヘアスタイルは、「ふんわり」と「タイト」が絶妙なバランスの、美しいまとめ髪。そして服は白地に小さな黒のドット柄のシフォンワンピース。先生がお部屋にいらっしゃった瞬間に、その場が清涼感に包まれたことを思い出しました。

エミール先生:でも、ふわっと外に広げた感じのオシャレをしたい時もあるわよね。そんな場合は、「揺らぎ」を感じさせるようなヘアスタイルや、お洋服にすればいいんですって。

なるほど。少しウェーブがあるヘアスタイルや服だと、水の流れなどを連想して涼しげに感じそう。

エミール先生:色は単色使いで。色をむやみやたらに同居させないことです。北欧カラーを参考にするといいんですって。夏でも涼しい地域から発信されている色だから、そこに涼しさの原点があるんじゃないかしら。日本の和文化の中では、「藍色」が涼しく見える色ですね。

藍色! そういえば、ゆかたの定番カラーですね。

エミール先生:それは日本人ならではの心遣いなんですよ。藍色のゆかたを着る=周りの人が見た時に、涼しく感じてもらえること、を意図してるものですから。とても「粋」よね。大人の色気がある女性は、そういう「粋」な部分がある女性、じゃないかしら。決して「野暮(やぼ)」ではない女性ね。

「野暮な女性」とは?

エミール先生:いろいろなもので自分を飾り立てている女性かしらね。たとえばアクセサリー。指輪をつけて、ブレスレットをして、時計もして、首にはネックレス、イヤリングもつけて、さらにヘアスタイルもとってもデコラティブで……。ひとつひとつを見ればどれもオシャレなものなのに、同居するものが多くなればなるほど、お互いの魅力を殺し合ってしまう。言葉にも「飾り言葉」ってあるでしょう? 心にもないことをたくさん並べたり、言葉をいろいろ重ねれば重ねるほどウソっぽくなったりするでしょう? 「足す」のではなく「引き算」できる人、って素敵で大人な女性だと思うのよ。

大人の色気を出そうと、いろいろ飾ってみたり…というのは、逆効果なんですね…! メイクなども同じことが言えるんでしょうか。厚塗りだったり、ゴテゴテ飾っているのは、「大人の色気」とは違う気がします。

エミール先生:そうですね。ナチュラルで、透明感があるメイクの人のほうが、大人の色気を感じさせるでしょう。だって、いっぱい飾っていると、息苦しい気がしない? 涼しげで、クリスタルな女性のほうが、とても素敵だと思うの。

プチまとめ
涼しげに見える女性になるには……
●内側に向けて小さくまとめるスタイルを作る(or揺らぎのあるスタイル)
●色は単色使い
●飾りすぎない

エミール先生:これは「女性」としてに限らず、「人」としても言えることなんだけれど、あらゆるシーンでちゃんと「空気が読める」というのはとても魅力的ですね。それも何気なく。

「ほら、私って空気が読めてるでしょ?」じゃダメなんですね。

エミール先生:それだとさっきの「涼しげ」と真逆。「暑苦しい」になっちゃう。「暑苦しい」とか「恩着せがましい」とか…そういう表現につながるのは、大人の色気とは反対に位置するものですね。

どうしたら空気が読めるようになるんでしょうか?

エミール先生:なんでも「よく見ること」です。人でも物でも状況でも、細部まで細かく観察することですね。そうすればいろいろな「変化」が見えてくる。これは私が今までしてきた「鑑定」のお仕事から得たものでもあるのだけれど、相談にいらした方が前回いらした時と違う部分があると、その方の深層心理が見えてくるのよ。だから、たとえば誰かとお話している時などには、相手のことをちゃんと細部まで見ることで、その人が本当に言いたいことが見えてくる。

確かに、表に出ているものと、中にあるものが異なること、ってありますね。「ちゃんと見る」ことで、相手の本心や状況がわかり、それに合った行動が取れるんですね。

エミール先生:その通り。そういう察しのいい女性、ってすごく素敵だと思わない?

プチまとめ
察しのいい女性になるには……
●人、物、状況などをよく観察する

エミール先生:見た目の印象についてさらに言えることは、表情の豊かな女性。いろいろな表情記号を持っている女性は、とても魅力的だと思うの。大人っぽい、少女っぽい、男っぽい、癒し的、闘争的…。たとえば「音楽」だと、複数の楽章があって、第1楽章ではゆっくりだったものが、第2楽章では激しくなり、さらに第3楽章になると切ない感じになって…そんなふうにしてひとつの物語を作っているでしょう? いろいろな要素をブレンドすることで素敵な音楽が出来上がるのよね。

音楽と同じように、自分の中にもたくさんの楽章を奏でられるようになることが大事、ということですか?

エミール先生:そう。オペラだって、1幕と2幕ではガラリと雰囲気が違ったり。そんなふうに、ひとつの中にいろいろな表情があるものは、周囲を惹きつける強いエネルギーを放っているのよ。

そんなふうになるにはどうしたら?

エミール先生:いろいろな感動を味わうことですね。映画を観る、音楽を聴く、人と話す……なんでもいいの。感動を得ることで、あなたの中の、自分でもまだ気づいていない魅力に光が当たるはす。ただし、その「感動」は、「喜怒哀楽」すべての感動を得るようにしてね。喜びの感動だけ、楽しい感動だけ、では素敵な音楽は奏でられないわ。「喜」も「怒」も「哀」も「楽」もすべてそろっていてこそ、魅力的な女性になれます。

何も、言葉だけが自分の気持ちを伝える手段なのではなくて、むしろ表情だけで伝える、ということが素敵な印象を与えることにもつながるんですね。

プチまとめ
表情が豊かな女性になるには……
●「喜怒哀楽」すべての感動を得るようにする

エミール先生:話をする時は、ゆっくり話すと大人の色気を感じさせますよ。

確かに、ばーっと早口で話す女性より、ゆっくり話す女性のほうが、大人な感じがしますね…。話している内容が同じでも、ゆっくり話す人のほうが、説得力がある気がします。

エミール先生:話し方は、メイクしたり服を着たり、という演出と違って、無意識の表現ですから、その人の内面が表れてしまうものかもしれませんね。まくしたてて話す人は、自分の思いを伝えることにばかり夢中になってしまうんですよね。話をする時は、やっぱり話し上手より聞き上手。耳は2つ、口は1つですからね。2つ聞いて、1つ話す。そんなバランスがベストでしょうね。先ほど「よく観察することが大事」というお話をしたけれど、相手の話をよく聞いていると、大切な言葉の引き出しは必ず開きますよ。

プチまとめ
ゆっくり話す女性になるには……
●話し上手より聞き上手になる
●相手の話をよく聞く

てっきり、いろいろなテクやオシャレを身につけることでなれるものかと思っていたら……むしろその逆で、無駄なものを削ぎ落とすことが魅力につながったり、相手のことをよく見て聞くことが自分の良い面をアピールすることになったり。
頑張らない、というのではないけれど、頑張りすぎなくていいんですね。
そして自分の内面で勝負することが、素敵で大人な女性への道なんですね。

エミール先生:「素敵」という文字の上は「素」でしょう? 「素朴」の「素」。「素(す)」なんですよ。飾らない、重ねないこと。すっきり整理できる人は、究極の「素敵な人」でしょう。自分の中の整理整頓ができるようになると、大人の色気が素敵に輝く女性になれるんじゃないかしら?

「大人の色気」を持つ女性になる方法。いかがですか?
難しそうだけれど、ひとつひとつを見ると、実はそんなに難しいことではないん
ですよね。これなら私もできそうな気がします!
とりあえず、自分がイチバンできそうなところから心がけてみてはどうでしょうか♪