今回取り上げる内容は、“じゅもん”です。
じゅもんを漢字で書くと“呪文”となりますが…
この表記だと、なんだか恐い(;;#@◆@#;;)!!
なのでここは、親しみがもてるように平仮名で、“じゅもん”と表記させて頂きます(#´∨`#)♪
“じゅもん”と言っても、「?」とピンとこない方もいらっしゃると思いますが、幼い頃、転んでひざを擦りむいた時など、「ちちんぷいぷい、ちちんぷい」なんて、唱えませんでしたか? 
唱えながら傷をさすると、不思議と痛みがなくなったものです(# ̄▼ ̄#)。
これが、“じゅもん”です。

そして大人になった今、マルタが頻繁(ひんぱん)に使っているのが“にんにくじゅもん”。
何か物を紛失した時や、アンラッキーなことが起こった時など、ラッキーに好転してくれるじゅもんなのですが、これがまた効果絶大\(#-◆-#)/!

編集部で誰かが何かを紛失した際、みんなでいっせいに「にんにく、にんにく」と唱えながら探しまわると、必ずと言っていいほど見つかるんです♪
“にんにくじゅもん”のピンチ切り抜け確率は、100%!!(#~◆~#)
このじゅもんのおかげで、幾度も紛失ピンチを切り抜けてきたマルタ。(;#+▲+#;)助かった~。
「もっと、他のじゅもんも知りたい!!(#?▼?#)」と欲が出てきてしまい、おまじない伝道師マーク矢崎先生と、占い師ジュヌビエーヴ・沙羅先生に、“ピンチ切り抜けじゅもん”を教わってまいりました!
取材して驚いたことは、“じゅもん”の歴史は古く、また世界中の人々に愛用されていたということです!!(;#@▲@#;)

マークさんのじゅもんマメ知識
じゅもんは、言霊パワー! そして、全世界で使われていた!?
●マルタ 
「マークさん、じゅもんパワーについて教えてください!(#?▼?#)」
まず、“じゅもん”というのはね、文字に効力をもつとされている魔法の言葉なんだ。

“言霊”(ことだま)って聞いたことがあるかな? “言葉には精霊のような不思議な力が宿っている”という意味なのだけれど、古(いにしえ)の人々は言葉に宿った精霊が働くことで、その言葉に込められている“願い”が叶えられると考えていたんだよね。

●聖書では

“言霊”の思想は世界的なもので、聖書にも、壮大な大宇宙は、神さまの「光あれ」という言葉によって生み出されたと記されているんだよ。

●密教では

また、密教や仏教では、【真言】(しんごん)といわれる言葉があり、これは仏さまの真実の言葉とされ、仏さまのエネルギーそのものが宿されているとされたんだ。これを唱えることで、病気を治したり、恋を叶えたりしたんだよね。

●日本では

日本では、古来の和歌に、その歌に込められた想いと同じ力が、言葉に宿っていると信じられていたんだよ。
例えば、「走り人、その行く先は針の山、あとへもどれよあびらうんけん」という和歌は→“去り行く恋人を引き戻す”という願いが込められており、実際に引き戻すパワーがあると信じられていたため、じゅもんとして唱えられてきたんだ。

このように古くから、そして全世界で、言葉には魔術的な力(運気を上げる力)が宿っていると信じられ、そしてずっと大切に唱えられてきたんだよね。

もしも、キミがピンチに陥ってしまった時には、ぜひ魔法の言葉“じゅもん”を唱えてみて。“じゅもん”は運気を変えるための言葉で作られているから、繰り返し唱えることで言霊パワーが発揮され、きっといい方向へと導いてくれるはずだよ!

じゅもんをパワーアップさせるコツ
●マルタ 
「じゅもんをかける際に、気をつけるべきことはありますか?(#・♦・#)」
1)前向きな気持ちで唱える!
じゅもんに込められて願いを叶えるためには、自分の中の潜在意識に呼びかけることが大事。そのためには、まず「叶う!」と前向きな考え方をすること。さらに、願いが実現した時の姿をイメージするんだ。その強い“思い込み”作用が、じゅもんのパワーと重なってプラスへと働くんだよ。
2)省略せず正確に! 
じゅもんは、文字にパワーがあるので、いいかげんに唱えたり省略したりするとパワーは半減。でも、唱えている途中で失敗したからといって、効果がなくなるということではないから安心して。慌てず、心を落ち着かせて言い直しをすれば大丈夫だからね!

では、『恋ピンチ♥…!』『仕事ピンチ!』『日常生活ピンチ☆』別に、世界で使われているじゅもんをご紹介します!

①待ち合わせの場所に、相手が来ない!

『Think of me(シンク オブ ミー)』(発祥地:イギリス)
このじゅもんは、お花を手にもって唱えると、より効果がアップ。用意できない場合は、イメージしながら唱えてください。
②おジャマ虫が入って、告白ができない!!

『アルブル・ド・メ』(発祥地:フランス)
「アルブル」とは、フランス語で“緑の木”という意味です。そして、このじゅもんは、恋の告白をする際に、若者達が若木を立てた風習に由来するもの。そのことから、恋に関するピンチやお願いすべてに効くじゅもんだと定着しました。唱える時は、相手を見ながらすばやく5回唱えてください。
③ケンカしちゃった…。仲直りがしたい

『バラの花、棘(とげ)のあるのも知らずして』(発祥地:日本)
これは、“恋する者は、バラの花に棘があることを忘れてしまう”という意味。それほどまでに、相手に夢中になってしまうということなのでしょう。ドイツでもこれに似た諺(ことわざ)があるようですが、日本でも古くから使われていました。「仲直りしたい!」「別れた人に戻ってきて欲しい」という時に、唱えるといいでしょう。
④浮気をストップ!

『ブレッド&バター』(発祥地:アメリカ)
パンとバターというのは、“切ろうとしても切ることができない”“縁深い関係”という例えで使われている諺(ことわざ)。そでこ、アメリカでは、離れてしまった相手の気持ちを引き寄せるための“おまじない”として使われていました。相手の背中に向かって、もしくは一緒にいる時など、このじゅもんをつぶやいてください。
【恋ピンチ♥…!じゅもん表】



①仕事中にアクシデント発生!

『ひとりの女性が太陽を来て、足の下に月を踏む』(発祥地:フランス)
これは、旧約聖書のヨハネ黙示録から抜粋されたじゅもん。『ひとりの女性』というのは聖母マリアのことを指しています。このじゅもんをイラスト化したものは、強力なパワーをもつと言われ、どんなピンチにも効くオールマイティのお守りとして愛用されていました。
②大変!(上司・同僚・後輩に)誤解されちゃった!!

『Bless my stars!(ブレス マイ スターズ)』(発祥地:アメリカ)
これは、“わが星に幸あれ!”という意味。このじゅもんを唱えると、アンラッキーがラッキーに変わると言われています。“星”は、“運命の星”という意味で使われているのでしょう。
③人間関係のトラブル解消

『オンソロソロスバーハァー』(発祥地:インド密教)
このじゅもんは、密教の言葉で、人間関係をスムーズにしてくれるじゅもんとして使われてきたものです。主従関係の厳しい密教の世界で、人と人とのつながり、絆、スムーズさは、必要不可欠なものだったのでしょう。
④プレッシャーをはね除ける!

『ポイベ・ポイボス』(発祥地:ギリシャ)
“ポイベ”“ポイボス”は、どちらもギリシャ神話の中の言葉で、【輝かしい】とか【うまくいく】という意味。この言葉を唱えると、プレッシャーやニガテ意識をはね除けて、スムーズにことを運ぶことができ、周囲の賞賛を受けることができると言われています。
⑤(仕事相手の)名前が出てこない~@
『ペレイネの泉』(発祥地:ヨーロッパ)
“ペレイネの泉”は、ギリシャ神話に出てくるミューズの聖なる泉の名。この泉の水を飲んだ者は霊感を授けられ、たちまち記憶が戻ると言われています。ゆっくり何度も唱えているうちに、少しずつ思い出せるはず!
⑥(取引先の場所が)道に迷っちゃったー!!
『スブソーラーノス・ゼピュロス・ノトス・ボレアース』(発祥地:ヨーロッパ)
これは、東風・西風・南風・北風に呼びかけるもので、風が正しい方向を教えてくれるといわれているもの。ゆっくり呼びかけるように唱えることがポイントです。
⑦困ったな…長電話になりそう~早く電話を切りたい!

『水車はまわる、水は流れる、でも蜜はにがい』(発祥地:スペイン)
このじゅもんは、「運勢の流れをストップさせたい」といった、何かを中断させたい時に唱えると効果があるもの。スペインでは、よく知られている詩の一節です。
【仕事ピンチ!じゅもん表】

①遅刻! どうにか間に合いますように!
『Garlic!(ガーリック)』(発祥地:ヨーロッパ)
『にんにく にんにく』
これは、ヨーロッパ全般で唱えられている悪霊(吸血鬼)払いのじゅもんとして、使われているものです。アンラッキーな出来事は、悪霊がイタズラをしているからおこるのだと考えられており、悪霊が嫌いな“にんにく”で追い払おうというもの。
遅刻以外のアンラッキーな出来事に対しても、オールマイティで使用可能です。
②明日は大切な日。どうしても晴れて欲しい!

『天使の翼よ、濡れたもうな』(発祥地:フランス)
“天使の翼が濡れる”というのは、雨が降ることを意味しています。そこで、雨が上がってほしい時や、降ってほしくない時に、このじゅもんをつぶやくといいと言われています。
③危ない人が接近!

『シャブリリ』(発祥地:中東)
【shabriri】ヘブライ語の悪魔払いのじゅもんです。この文字を魔方陣のように描いて、お守りにしても効果あり。強力なパワーをもつと言われているため、唱えるのは1ヶ月1回に。
④ペットが逃げちゃった!

『走り人とその行く先は、針の山あとへ戻れよあびらうんけん』
(発祥地:日本)
日本全国で知られているじゅもんで、ペットだけでなく“人間にも効き目あり”と言われているものです! このじゅもんを唱えた後→ペットの名前を3回唱えます。1日何度も唱えると、さらにパワーアップ↑。
⑤眠れないよー!!

『ミッヘル・ミッヘル・ミッヘル シュテー・アウフ
・スイス・ヘレル・リヒテル・ターク』(発祥地:ドイツ)
このじゅもんを唱える時は、枕を軽くたたきながらおこないます。「不思議と眠くなり、朝もスッキリと目が覚める」と、ドイツの人々に古くから伝わるじゅもんです。
⑥か、カナシバリにあっ…ちゃっ…た…。
『黄金のりんごの木』(発祥地:ジプシー)
カナシバリに合った時や、急に寒気がして眠れなくなった時は、このじゅもんがお役立ち。本当はとても長いじゅもんですが、最初の上記の部分を唱えるだけでも、効果あると言われています。このじゅもんを紙に書いて、枕の下に入れておいておくのもオススメです。
⑦足がシビれて立てない…。

『もくせい』(発祥地:日本)
足がシビれた時は、このじゅもんを一気に5回唱えて。これは、日本ではとても古くからあるじゅもんで、“もくせい”とはお花の金木犀(キンモクセイ)のことです。
⑧しゃっくりが止まらない!!

『アサガオ』(発祥地:日本)
このじゅもんは九州地方に昔から伝わるもの。3回続けて唱えてから、水をコップ1杯飲むと効果テキメン。有名なじゅもんなので、知っている人も多いのではないでしょうか?
⑨秘密がバレそうになっちゃった!

『アールカーヌム・アールカーヌム それは秘密それは秘宝』
(発祥地:イタリア)
“アールカーヌム”は、ラテン語で秘伝のこと。秘密がバレそうになった時や、秘密にしておきたい事やモノがある時は、このじゅもんを3回唱えれば、もう安心♪
【日常生活ピンチ! じゅもん表】

いろいろな国のじゅもん。
使ってみたいものは、ありましたか(#´∨`#)?
わたくしマルタはというと…
いろいろなじゅもんを教えて頂き、喜んでいたのも束の間、新たなピンチが発生(;#´▲`#;)!!

マルタには、“じゅもん”を暗記する能力がありませんでしたー☆(;#@▲@#;)
ここ最近、めっきり物忘れがひどくなってしまったマルタは、毎日顔をあわせている同僚のみょんしさんの名前をド忘れ (._.)☆
こんな時は「名前を忘れた時のじゅもんだ!」と思うも、「え~とえ~と…ナントカの泉、ナントカの泉(;#'◆'#;)」とじゅもんさえも思い出せずじまい。
こうなってしまっては、せっかくの“じゅもん”も台無しですよね…(#∥._.∥#)。

ということで、みなさまがマルタの二の舞を演じないためにも、恋・仕事・日常生活のじゅもん表を作成しております。よろしければ、画像をドラッグし、プリントアウトしてお使いください(#^▼^#)。

マークさんは今回の取材の中で、「普段使っている言葉にも魂は宿っているから、いい言葉を使っていれば自然と幸せの方向へ導かれていく。でも、“ねたみ”や“恨み”といった悪い言葉を使っていると、どんどん不運へと引っ張られていってしまうんだよ。だから、いい言葉=(イコール)前向きな言葉を、できるだけ多く使うようにしようね」
とも、教えてくださいました。

もしも、ピンチに陥ってしまった時は、「あーもうだめだ…」というマイナスの言葉ではなく、「大丈夫!」「乗り越えられる!」といったプラスの言葉を使い、それを、自分オリジナルの“勇気が湧いてくるじゅもん”として唱えるなんてのはいかがでしょうか(#´∀`#)?

忘れっぽいマルタは、自分のオリジナルのじゅもんを唱えながら、そして世界のじゅもんをな~んとか(;#'◆'#;)思い出しながら☆、ピンチを切り抜けてまいりたいと思います!(#^∨^#)

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