「タロットって、今すぐにでも始められて、誰にでもできる占いなんですよ♪」
そうおっしゃったのは、「童話タロット」を考案された天野原みちる先生。
自分で占えちゃうって? しかも今すぐにでも?
そもそもタロット占いってどんなものなのか、先生にお話をうかがってきました!

先生:タロット占いとは、78枚のカードを使って行う占いで、カードの絵柄ひとつひとつに意味があるの。そこから、占うテーマにそって結果を読み取るのよ。

Q.タロット占いってどうやって占うの?

A.タロットカードは、「大アルカナ」と呼ばれる22枚と、「小アルカナ」と呼ばれる56枚の、計78枚。中から絵柄を見ないでカードを引き、何が描かれているカードが出たかで占う。大アルカナのみでも占えるし、選ぶ枚数も自由にできる。

先生:誰が見ても、「悪魔」や「死神」のカードは恐い感じがするでしょ? 絵自体に意味があるんです。「月」のカード=「不安定」といったキーワードはあるけれど、いちいち覚えなくても、絵を見て浮かんで来たイメージだけで占うこともできちゃう。手軽で使いやすい占いなのよ。枚数も3枚選ばなきゃダメ、とい うのもありません。1枚だけでもいいし、占いたい内容が多ければ、たくさん選んでも◎。

Q.どうして当たるの?

A.偶然に選んだようでいて、偶然ではなく、運命。未来が同じであれば、何度引いても同じ結果が出る。

先生:知り合いの話なんだけど、3人の子持ちで50歳過ぎ、見た目もとても「いい」とは言えないタイプの女性が、20代の浪人生と恋に落ちて、結婚したいと 相談に来たらしいの。相手の両親はすごく反対しているけど、ふたりはラブラブで。結婚は叶うか見たところ、何度占っても「OK」が出る。ほかの占いでやっ てみても「OK」。で、結果的には、大きくモメたけどうまくいったんですって。不思議なことに、当たるのよね。そうとしか言いようがない(笑)。シンクロ ニシティ=意味ある偶然、同時共時性なの。それから「悪魔(のカード)が出た!」って、潜在意識の中の不安の箱を開けてしまい悪いことを招いてしまった り、「恋人のカードが出てうれしい! 迷ってたけど近くにいってみようかな」って話が弾んでうまくいっちゃう、ってこともあるんじゃないかしら。

まずは絵柄を見て、自由にイマジネーションをふくらませてみて。
「黄色」みたいに明るい色がたくさんあるカードはうれしいことがありそう! 「ブルー」や「黒」がいっぱいのカードはなんだか暗い気分になりそう……、そんなイメージだけでもタロットの世界が見えてくるよ!

先生:では実際に占ってみましょうか♪ 何について占いたい?

わ~い! それはもう、コレしかありませんっっ!!(みょんし、ドキドキワクワク最高潮☆)

占うテーマ
私の「運命の人」はどんな人? いつ、どこで、どんなふうに出会う? 

やりかた
1 心を落ち着けて、22枚のカード(大アルカナ)を自分できり混ぜ、さらにテーブルの上でシャッフル。
頭の中で「『運命の人』ってどんな人なんだろう?」とか「こんな人だといいな~」なんて思いながら、好きなだけカードを混ぜ合わせる。
すぐに会いたい! すてきな人と出会いた~い!!

2 カードをひとまとめにしたら、上から4枚を順番に並べる。それぞれのカードが示す意味は次のとおり。

1枚目に引いたカード……あなたの今の状態。恋をする準備ができているかどうか。
2枚目に引いたカード……「運命の人」はどんな相手なのか。外見、内面、年齢、タイプなど。
3枚目に引いたカード……「運命の人」とは、いつ・どこで・どんなふうに出会うのか。
4枚目に引いたカード……「運命の恋」をうまくつかむにはどうしたらいいのか。

カードの上下にも注目。
正位置(カードの向きが正しい状態)で出た場合=本来の意味を表す。
逆位置(上下が逆さまの状態)で出た場合=意味が反転したり、ネガティブな面が強調されたりする。

では気合いを入れて、占いスタート!

ありったけの念を込めてカードを混ぜて、ひとまとめ。一瞬どこを上に向けてまとめようか迷いつつ(まさかこれが、後で大変な結果に結びつこうとは……)、慎重に、上から順にカードを4枚取る。

「運命の人」、こいっ!!

1枚目のカード=逆位置の「塔」
せ、先生……塔が崩れて人が落ちています……すごく不穏な感じです…(やや不安)
2枚目のカード=逆位置の「運命の輪」
この絵と名前、見たことあります! 何か深い意味がありそう。でも…これも逆さまになってます…(ちょっと不安)
3枚目のカード=逆位置の「世界」
絵柄はとても平和そうで、いい意味がありそう! でも……これもまた逆さまになってる……(だいぶ不安)
4枚目のカード=「死神」(正位置)
でた~~っっ(@o@) ラストがコレっ!? めちゃめちゃ恐い絵柄、しかも文字がすんなり目に飛び込んでくる正位置……よくない香りがプンプンします……(ほぼ白目)
占いの結果は……
●あなたの今の状態
(1枚目のカード=逆位置の「塔」)
先生:「何かショッキングなことが起こりそう」ということを示しているんだけど、慌ててパニックになると、これから出会うはずのご縁をつぶしてしまうかもしれないから、決して焦らずに落ち着いて対処しましょうね、っていうカードですね。このカードの場合、逆位置になったからといって、脅威が打ち消されるわけではないの。これから何が起こるかわからない、という状態だけど、慌てず落ち着いて。そうすれば運命の彼への道はつながるから。

は、は、はい(>。<;)
ショッキングなことがカウントダウン……。落ち着け~、落ち着くんだ~~(深呼吸)

●運命の相手はこんな人
(2枚目のカード=逆位置の「運命の輪」)
先生:(とっても残念そうに)逆ですね~。正位置で出てくれば、まさに心に描いた通りの、理想的な彼が現れる、という最高にラッキーなカードだったんだけどね~。これが逆で出ている、ということは、「理想ピッタリの相手」とは言えないかもしれない。ひと目ぼれする相手、というわけではなさそう。「かっこよくて、背が高くて、誠実で、才能があって……」とか、いろいろ思い描いている理想があるでしょ? その理想とはちょっと違いそうね。でも、第一印象で「アレもダメ、コレもダメ」って切り離してしまうと、いいところを見るチャンスを失ってしまうから。とりあえず友達としてでもいいから、おつき合いをしていく。ひょっとしたら、だんだんいいところが見えて来て、「いいかも」っていうふうに変わっていくかもしれない。これから2~3ヵ月の中で出会う人は、どの人が運命の人かわからない。「こんな人とは恋は芽生えそうにない」って思う人が運命の相手かも。

そ、そうなんですね……り、理想通りの人じゃないのかぁ……(。_。)
ちょっと、ちょっと~! なんで上下逆に出るのよぉぉぉ!!(軽くキレる)

●いつ・どこで・どんなふうに出会うのか
(3枚目のカード=逆位置の「世界」)
先生:「絶頂、ピーク」「最高潮」という意味のカードなんだけど、これも逆に出ましたね。でも不安に思わなくても大丈夫よ。今が絶頂、ということは、あとは落ちるだけ、とも言えるでしょう? だから、これが逆に出たということは、今彼がいないなら、「今がどん底、でもこれ以上は落ちない」ということなのよ。すぐにいい変化が起きるとは言えないけれど、少しずつ明かりが見えてくる。出会いは「いつ・どこで・どんなふうに」と限定するよりも、とにかく全方位にアンテナを張り巡らしたほうがいいでしょう。なんでも決めつけないようにね。思わぬところで出会いがあるかもしれない。2枚目のカードと同じだけれど、ここではダメ、あそこではダメ、出会いの機会なんてあるわけない、って決めつけないで。女の子ばっかりで固まらないで、男の人も所属しているサークルに参加してみるとか、飲み会では男子の席に行ってみるとかしてみて。

どん底……だけど、これからはもう上がっていくしかない、ってこと。わっはっは! ってか、なんでまた上下逆なのさっっ!!!(ややマジギレ)

●運命の恋をうまくつかむには
(4枚目のカード=正位置の「死神」)
先生:「死神」は「死」や「終わり」を示すカードではあるけれど、同時に「再生」も意味しているの。「どん底」が終わって、次のステージに上がろうとしているのよ。だからこれからよ! ただ、上手に次のステージにあがらなくちゃね。今のままではダメ。今までの自分をdeath→そして新しい自分、リニューアルよ。リニューアルみょんしよ! 今までの自分を脱ぎ捨てないと。今まで通りの行動、今まで通りの考え方ではなくて、変えていくことで、運命の恋に出会えるはずよ! 

最後に「死神」っすか……
はい。生まれ変わります(T—T)

それにしても、恐ろしいくらい、すべてのカードが連鎖しています……つながってます!
カードの内容も、実は思い当たることばかり。
最初に、カードの上下を迷ったのも、単なる偶然ではなかったのか……。恐るべし、タロット!!

でも先生っ、このままでは悲しすぎます!
運命の人に出会って幸せになれるか、知りたいですっっ!

ということで、「運命の人」と出会うことができる? どうなる!? みょんしは幸せになれるのか!? 今度はいい結果が出るかもしれない!

さっきと同じようによくカードを混ぜて、今度は運命の1枚を選択!
今度は上のカードではなく、あえて下のほうからベストの(と思う)カードを……。
今度こそ~っ! ドーーーーーーーン!!!

………悪魔。
うそ…でしょ……(その場にいた一同どよめき)
占いの結果は……

先生:残念ながら、すぐに「本当の運命の人」と出会うことはできないみたいね。もしかしたら「ニセの出会い」があるかもしれない。このカードには 「誘惑」や「欲望」っていう意味があるの。「この人、いい感じ~。それにもしかしたら私に気があるのかも?」って、つい良くない相手に心を奪われることが あるかも。

あり得ないくらい、マイナスのカードの連続……。
でも……全部つじつまが合っているのよね。さっきの占い結果と総合して見てみると……。

先生:さっきの 結果で出たように、「運命の人」に出会うためには、「こんなタイプの人はダメ」って決めつけないで、シャッターを全部開いておかなければならないんだけ ど、じゃあ、安心して全部受け入れていいか、っていうと、そこは注意が必要なの。この「悪魔」のカードが出た、ということは、「悪い誘惑」もひそんでいる かもしれないということ。だから全方位に心を開きつつも、悪いお誘いは見抜く目をもっていないとね!

ちなみに……。
もし、あえて選ぶのをやめた一番、上のカードを選んでいたら……?

「魔術師」のカード=恋の始まり

ガーン(iДi)
そして、やっぱりすべての偶然はつながっている。

先生:大丈夫。この結果をうまくいかせばいいのよ。実際に何か問題に出会った時、心構えが全然ないよりは、ずっとうまく対処できるでしょ? それに次の幸せのために今があるんだ、って思える。

確かに。

カードのイメージさえ頭に入れておけば、こんなふうに想像力が広がって、無限に世界も広がっていくんだ! 
さらにキードワードを少し覚えておけば、もっともっといろんなふうに読み解けることに。
自分でいろんなことを占ってみたくなってきました!
タロットカード(大アルカナ)全紹介&主なキーワード~
愚者
自由気まま。非現実的。冒険・好奇心。何も持っていないけれど、何かを手に入れられる可能性がある。
魔術師
すべての始まり。明確な目的意識を持つ。創造意欲に満ちている。知的。策略的。変化を起こそうとする。
女教皇
昼と夜、白と黒、男と女など、ひとつの世界がふたつに分割している状態。張りつめた感じ。品行方正。冷静。
女帝
母性的な愛。受け身。安心できる。快楽。豊かさ。安定した状態。やさしさや柔らかさ。結婚・妊娠・出産。繁栄、出世する。
皇帝
男性的な力。不屈の精神・信念を抱いて行動する。物事を確率、達成させる。成功、勝利する。自信がある。統率力を発揮する。
法王
礼儀正しい、きちんとしている。秩序正しい世界。堅い。慈悲深い。奉仕の精神を発揮する。温厚、穏やかになる。現状維持。
恋人(たち)
和合。人と人との調和。直感を重視する。快楽志向になる。友情、仲間との楽しい交際をする。優柔不断。誘惑に流される。
戦車
征服する。新しい世界を切り開く。仮の顔。がむしゃらに前に進む。本能に忠実になる。アクティブになる。独立する。勝利を勝ち取る。
大きな困難も知恵を駆使して乗り越える。勇気がある。芯が強い。勝ち取る。克服する。忍耐・不屈の精神。和解する。力を合わせる。
隠者
秘め事、秘密にする。ひとりで行動する。自分自身をひたすら見つめて模索する。自分の中に引きこもる。用意周到。孤独な状態。
運命の輪
あらゆるチャンスの到来。流れが味方についている。結果が出る。幸運な時が来る。避けられない変化、転機。宿命の出会い。
正義
対等な関係。中立。公正な考え、偏見がない。バランスがいい。平和な状態になる。現状維持。義務・責任を果たす。立場を重視する。
吊るされた男
身動きがとれない。不自由・思い通りにならない。待つ、耐える。相手や周囲の要求にこたえる。放棄する、断念する。本当の勇気をもつ。
死神
死と再生。仕切り直す。結末を迎える。離れる、終わる、切れる。激変する。より優れた、新しいものへの変成。ゼロに戻す。
節制
守りの姿勢。包容力を発揮する。協調・和を重んじる。自制心・節度を守る。物事が変わり、新しくスタートする。交流。両立。
悪魔
誘惑。欲望に捕われる。物質・快楽主義傾向。暗い感情。悲観。乱れた状態、荒廃する。甘い考え、期待を抱く。傲慢になる。
崩壊。衝撃的な出来事。ハプニング。事態が急変する。予期せぬトラブル、突然の失敗。対立が発生する。打撃を受ける。
豊かな感性・発想。創意工夫で成功する。明るい見通しがつく。未来への希望・可能性。芸術との関わり。スポットライトが当たる。
不安定な状況・精神。真実が見えていない。どっちつかず。ウソ・隠し事・秘密にする。予感する。母性。
太陽
人生の喜びや幸福。物事の成就。天真らんまん。満足のいく成果を手にする。強運、ツキに恵まれる。祝福される。
審判
復活。再生。立ち直る。新しいひらめきを得る。道が開けてくる。目覚め。自己改革。正直になる。考えが決まる。
世界
完成する。成就。最高地点に到達する。心から満足できる状態。努力が実を結ぶ。総合的なバランスがとれている。喜びのある状態。

絵柄からイメージを発展させつつ、キーワードをうまくふくらませると、どんどんいろんな読み方ができてくる。自分で読めるようになると、一気に楽しさも倍増!! 

イメージのふくらませかたの例

●「戦車」のカード
キーワードは「がむしゃらに前に進む」「勝利を勝ち取る」など。でも絵をよく見ると、馬車を引いているのが白い馬と黒い馬。「善と悪」「愛と憎」などふたつの相反する感情の間で引き裂かれそうになっているのかもしれない、と読むことも!
●「法王」のカード
「堅い」「きちんとしている」などがキーワード。もし「恋愛」について占ったなら…「他人行儀で、あまり異性としては意識していない」とか「尊敬し合う関係」と読めるけれど、「結婚」について占ったなら、この絵はまさに「結婚式」そのものにも見えていい暗示、と言えそう!

先生:タロットは、専門的な深い知識がなくても、手軽に自由に読み解ける占い。自分で好きなカードと嫌いなカードで判断してもいいの。「今日の私はラッキー かな?」なんてパッと引いた時に、天使がほほえんでいたら、「ラッキー」とか、悪魔や死神が出たら「何かあるかもしれないから、ちょっと気をつけよう」っ て思えばいいし。みなさんにもぜひやってみて欲しいです。

手軽に試してみたい人は、「童話タロット」を見てみて。また新しい形のタロットが楽しめるよ!

今回を機に、私みょんしは「めざせ! リニューアルみょんし!!」で運命の人をGETです☆

タロットについてもっと知りたい!

Q.タロットっていつ頃、どうやってできたの?

A.タロットが成立したのは、だいたい15世紀~19世紀くらい。そして占いに使用されるようになったのは17世紀頃から。
先生:もともとは貴族のために作られたゲーム用のカードだったらしいんだけど、遊び方の資料や記述が残っていないの。占いなど秘術的に使っていたから、ある一定の集団の中だけで広がっていったのかも。未だに、ハッキリした起源はわからないんですよ。

Q.タロットで占えないことはあるの?

A.占いは大きく分けて「命術(めいじゅつ)」と「卜術(ぼくじゅつ)」のふたつのタイプに分けられます。占いたい内容に応じて、より適したタイプを選ぶほうが当たる確率は高くなります。
命術(めいじゅつ)……12星座占いや四柱推命など。基本的性格傾向や、生まれながらの運命・宿命を占うのに適している。
卜術(ぼくじゅつ)……タロットカードや易など。その都度変化があるもの、一時的な相性、運気などを占うのに適している。

先生:タロットは、起こった出来事、また起こりそうな出来事に対してどうしたらいいのか? とか、どっちを選べばいい? って悩んだときに、ハッキリした答えを示してくれますよ。

Q.タロットの絵はどれも同じなの?

A.いろんな絵柄あり。まったくのオリジナルで作ってもOK。
先生:基本的にはどんな絵柄でも大丈夫。だから「童話タロット」も作れたのよ♪ 「愚者」のカードだったら、ドン・キ・ホーテになぞらえたりしてみたの。「ウェイト版 (※)」と言われるものが基本なんだけど、いろんなタイプのものがあるから、お気に入りを見つけると、占うのがまた楽しくなるかもしれませんね!

※ウェイト版タロット(Rider Waite Tarot)とは、アーサー・エドワード・ウェイトが、デザインし、パメラ・コールマン・スミスに描かせたタロットの通称。

↓写真上は、世界最古のタロット「ヴィスコンティ・スフォルツァ版」を模したタロットで、左から「塔」「運命の輪」「恋人たち」のカード。それぞれのすぐ下にあるカードは同じ名前のカードなのに、まったく違う絵柄! あなたはどっちが好き?

Q.カードの並べ方など、占い方にキマリはあるの?

A.厳密なキマリはありません。自分のスタイルで自由に並べてOK。カードを自分で選ぶか、占う人が選ぶかも自由。

先生:イチバン簡単なのは、「過去」、「現在」、「未来」、「その対処法」と、4枚を並べる方法。「過去のあなたは◯◯で、現在は△△、未来は◇◇だから、 □□するといいですよ」っていう形。カードを混ぜている(「シャッフル」と言います)時に、1枚のカードがふいにオモテになって飛び出したら、それを1枚目 の結果にしても当たるんです。「なんで!?」って思うけれど、そういう偶然性をつかまえるのがタロットなの。人によっては、「右手でカードをとり、右回りで混 ぜる」とか、「途中で誰かに触られたらやり直し」とかいろいろ決めていたりもするけれど、それは占う人の意識をカードに集中するための儀式みたいなもの。 自分の好きなスタイルでやって、なんの問題もありません。

Q.出たカードの絵柄が逆さまに出たら良くない、ってホント?

A.カードによってはホント。意味が逆転したり、そのカードのネガティブな面が強調されたり、持つ意味そのもののパワーが弱まったりします。
先生:基本的には上の通りなんだけど、カードによって、どのパターンに当てはまるかが変わってくるの。たとえば「死神」が逆さまに出たから(「逆位置」と言い ます)、といって、すごくいい意味に変わるのかというと、そうでもないの。「死神」は「死と再生」の意味で、上下逆になっても、「とりあえず何かが終わ る」という暗示。そして同時に「次のステージに進む段階が来ているんだよ」っていう意味。多少痛みや苦しみが伴うかもしれないけど、そこを越えなければ進歩はないよ、っていうのを示してくれているの。一方「月」のカードは、意味が反転するカード。上下正しく出たら(正位置)→「不安定、よく見えない」、逆位置で出たら→「はっきり見えてくる」の意味になるのよ。